DC映画『バットガール』企画は健在、脚本作業が進行中 ─ ハーレイ・クインのスピンオフ脚本家が登板

ワーナー・ブラザース製作、DCコミックス原作映画『バットガール(邦題未定、原題:Batgirl)』の企画が健在であること、2018年12月現在は脚本作業が進められていることがわかった。
本作は企画の始動当初、『アベンジャーズ』(2012)のジョス・ウェドンが脚本・監督に就任。しかし2018年に入ってからウェドンはプロジェクトを離脱、『バンブルビー』(2019年3月22日公開)を執筆したクリスティーナ・ホドソンが脚本の後任者として起用されたのち、企画の状況は伝えられていなかった。
このたび米ComicBookMovieのインタビューにて、ホドソンは『バットガール』の脚本作業が進行中であることを認めている。
「言えるのは、脚本の執筆はすごく楽しいということです。私はキャラクターが大好きですし、面白いこと、ワクワクすることを毎日のように発見しているんですよ。」
また米Colliderのインタビューでも、ホドソンは『バットガール』の進捗について語っている。バットガールが実写映画に登場するのは『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)でアリシア・シルヴァーストーンが演じて以来となるが、ホドソンは同作には縛られず、自由に創作を進めているそう。ワーナーはホドソンのアイデアを支持、尊重しているという。
映画版『バットガール』は1967年のコミックを原案に、「バットマン」シリーズに登場するジェームズ・ゴードンの娘バーバラ・ゴードン(初代バットガール)を主人公とした物語となる予定。ホドソンは『スーサイド・スクワッド』(2016)でマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインのスピンオフ映画『Birds of Prey (And The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)』(原題)も執筆しており、本作は2本目のDCコミックス原作映画となる。
映画『バットガール』の撮影・公開時期は不明。ジョス・ウェドンに代わる監督後任者には女性が起用される方針だと伝えられているが、そちらの続報は届いていない。