『ザ・バットマン』撮影中断つづく、撮影地イギリスでは外出禁止令

DCコミックス原作映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』の撮影が、継続して中断されることが分かった。監督を務めるマット・リーブスが、自身のTwitterにて明かしている。
米ワーナー・ブラザーズは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年3月14日より本作の撮影を2週間中断すると発表していた。米国時間25日、撮影の遅延と関係者の安全を心配したファンが、Twitterにてリーブス監督に状況を確認。監督は以下のように返答した。
Yes, we have shut down till it is safe for us all to resume… Everyone safe for the moment, thank you for asking, and stay safe too… https://t.co/wDhlYtphlm
— Matt Reeves (@mattreevesLA) 2020年3月25日
「私たち全員が安全である状況に回復するまで、(撮影を)一時中断しています。とりあえず、皆安全です。聞いて下さってありがとう、そちらも気をつけて下さいね…。」
本作の撮影は、2020年1月下旬よりイギリス・ロンドンで開始されていたが、撮影地をリバプールに移すにあたり、撮影を一時中断。その間にも新型ウイルスの影響により、世界各地の状況は深刻さを増しており、撮影地のイギリスではボリス・ジョンソン首相がごく一部の理由を除いて外出禁止を発表している。現在の状況下では、本作の撮影もすぐに再開できる見込みはなさそうだ。
『ザ・バットマン』で主役を務めるのは、『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)のロバート・パティンソン。ブルース・ウェイン/バットマンの若き日を描く新たな単独映画になる。2021年6月25日米国公開予定。
▼ 『ザ・バットマン』の記事
バリー・コーガン、『ザ・バットマン』オーディションテープの費用はたった10ドル ─ イメージは『時計じかけのオレンジ』 続編の出番は? ハリウッドのストライキ終結後、制作再開される作品はどれ?「ストレンジャー・シングス」『ワイスピ』など、各スタジオ最優先タイトル計画 ハリウッド再開へ 『ザ・バットマン』リドラー対バットマンの最後のシーン、撮影に丸2日要していた ─ 「70か80テイクは撮った」と監督 ポール・ダノのこだわり ベン・アフレック版『ザ・バットマン』実現していたら「傑作だった」と関係者 ─ 「かつてない物語、80年間の神話を再構築していた」 悲しい 『ザ・バットマン』ペンギンのスピンオフ、ティザー映像が米公開 ─ 2024年米配信決定、本格マフィアドラマの予感 すさまじい緊張感