会員登録

Search

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に過去のヴィラン再登場、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』冒頭の船上シーンから

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2020 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバースのドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に、映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)に登場したヴィラン、バトロック・ザ・リーパーが再登場することが正式に判明した。演じた元総合格闘家のジョルジュ・サンピエールが認めた。

バトロック・ザ・リーパー/ジョルジュ・バトロックは、キャプテン・アメリカの宿敵として、1966年にコミックに初登場したキャラクター。格闘術サバットの使い手で、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ではS.H.I.E.L.D.の船舶を占拠する役回りで登場した。暗殺任務を数多くこなしてきたフランスの元工作員という設定で、キャプテン・アメリカとは甲板で激しい格闘を繰り広げるも敗れている。

バトロック役のジョルジュ・サンピエールが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影に参加しているという情報は以前から聞かれていたが、このたびサンピエールはInspired Travelerにて出演を認めている。いわく、本作は「すごく予算がかかっている。自分の人生で一番の大作」。バトロックがどのような役割で再登場するのかは謎に包まれているが、「自分の仕事を誇りに思っています。見ていただくのが楽しみ」とのことだ。

本作の脚本を執筆したデレク・コルスタッドは、かねてより「初期作品からキャラクターが帰ってくる」「物語の構造に変更を加える形で(キャラクターを)開発し直している」と話していた。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からはエージェント13/シャロン・カーター(エミリー・ヴァンキャンプ)、ヘルムート・ジモ/バロン・ジモ(ダニエル・ブリュール)も再登場することが判明済みだが、バトロックにも前回以上の活躍を期待したい。

ちなみにサンピエールはマーベル作品のファンを公言しており、その愛情が「総合格闘技のキャリアに影響を与えたように思います」とも話している。「リングに立っている時の自分はスーパーヒーローのよう。アリーナを出たとたん、普通の人間に戻っていた感じ」。その実績を活かしたアクションもきっと再び見られることだろう。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2021年3月19日にDisney+にて日米同時配信開始。

Source: Inspired Traveler

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Weekly