リーアム・ニーソン主演『バッド・デイ・ドライブ』12月1日公開決定 ─ 爆弾を積んだ車から降りられない、91分リアルタイム・サスペンス

『96時間』シリーズなどで知られるリーアム・ニーソン主演最新作『Retribution(原題)』が、邦題『バッド・デイ・ドライブ』として、2023年12月1日(金)より全国公開される。平凡な男に訪れた“人生最悪の日”を体感する、91分ノンストップのリアルタイム・サスペンスだ。
探偵や殺し屋、除雪作業員、ジェダイ・マスターまで、長年のキャリアであらゆる役柄を演じてきたリーアム・ニーソンが、映画出演101本目となる本作で挑んだのはごく普通のビジネスマン役。仕事と家庭の両立を図る、なんのスキルも持たない一般市民である。

いつもと変わらぬベルリンの朝。金融ビジネスマンのマット(リーアム)は、子供たちを学校に送り届けるため新車のシートに腰を下ろした。ところが運転を始めるや着信があり、声の主は「車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない、通報してもいけない。指示に従わなければ爆破する」と告げる。犯人の正体はおろか、要求や目的もわからぬまま、マットは行方の見えない運転を続ける。
ところが、マットの行く先では、同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。その被害者はマットの同僚だった。恐怖に怯える子供たちを乗せながら、警察とマスコミには容疑者として追われるマットに、さらなる悲劇が待ち受ける。それは「妻が今、離婚弁護士の元にいる」という報せだった。マットは犯人を突き止め、爆破を阻止し、家庭崩壊の危機を脱することができるのか──。

妻・ヘザー役は、リーアムと『シンドラーのリスト』(1993)以来30年ぶりの共演となるエンベス・デイヴィッツ。息子・ジャック役を『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)のジャック・チャンピオン、娘・エミリー役を『ワンダーウーマン 1984』(2020)で主人公の少女時代を演じたリリー・アスペル、マットを追う警察官役を『リトル・マーメイド』(2023)のノーマ・ドゥメズウェニ、同僚アンダース役を「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のマシュー・モディーンが演じる。
本作はスペイン・フランスの合作映画『暴走車 ランナウェイ・カー』(2015)のリメイク作品で、監督は『プレデターズ』(2010)『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』(2013)のニムロッド・アーントルが務めた。脚本は「FBI: Most Wanted ~指名手配特捜班~」のクリス・サルマンプール。
映画『バッド・デイ・ドライブ』は2023年12月1日(金)全国公開。
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