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『アナと雪の女王』アナ&クリストフ役がミュージカル映画で共演 ─ 『シング』音楽プロデューサー参加、お腹の赤ちゃんと両親の絆描く

ジョナサン・グロフ Jonathan Groff クリスティン・ベル Kristen Bell
Photo by Hilary from United Kingdom https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jonathan_Groff_2010.jpg|Photo by Myles Kalus Anak Jihem https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kristen_Bell_Paris_Fashion_Week_Spring_Summer_2020_(cropped).jpg |Remixed by THE RIVER

『アナと雪の女王』シリーズのお似合いカップル、アナ&クリストフの声をそれぞれ務めるクリスティン・ベルジョナサン・グロフが、新作ミュージカル映画『Molly And The Moon(原題)』で共演することがわかった。米Deadlineが報じている。

『Molly And The Moon』は、人気シットコム「ママと恋に落ちるまで」(2005-2014)のクリエイターであるクレイク・トーマスとカーター・ベイズが監督・脚本を務めるオリジナルのミュージカル映画。先天性疾患を持って生まれたトーマスの息子エリオット君が経験した過酷な闘病生活が本作の原案となっている。

本作では、お腹にいる胎児モリーと、誕生を待ち望む両親の絆が描かれるという。ベルはモリーの母親ケイトを、グロフは父親ブライアンを演じる。本作の物語についてトーマスは、以下のように明かした。

「主人公の母親ケイトは、妊娠したお腹に子守唄を歌いかけます。この時、カメラがお腹に入っていって、海の真ん中に浮かぶボートの上に座る謎を秘めた小さな女の子を見ることになる。全く他の世界への入り口が映し出されるんですよ。女の子は月を見上げて、そこから伝ってくる子守唄を聞いているんです。

その時、(母親は)この小さな魂、つまり生命がこの世界に生まれてきて、その声にたどり着きたいと願っていることに気づく瞬間が生まれるんです。(胎児にとっては)それが何を意味して、誰(の声)なのかは分からない。愛のようなものに聞こえるだけで、それにたどり着きたいと思うんです。このようなものが、映画で描かれる2つの世界、モリーの世界と両親が生きる世界を繋ぐ瞬間ですね。」

劇中で使用される子守唄は、トーマスの妻によって作られた歌が使用されるとのこと。音楽プロデューサーには、『SING/シング』(2016)や『ピッチ・パーフェクト』シリーズなどのハーヴェイ・メイソン・Jr.が参加している。製作には、『ドリーム』(2016)『カセットテープ・ダイアリーズ』(2019)のジャマル・ダニエルとレニー・ウィット、『最高の人生のつくり方』(2014)のジャレッド・イアン・ゴールドマンらが就任した。

『アナと雪の女王』で共演するベルとグロフは、それぞれ高い歌唱力の持ち主。グロフは人気ミュージカルドラマ「glee/グリー」(2009-2015)やミュージカル映画『ハミルトン』(2019)などでその実力を発揮している。一方ベルは、2001年にブロードウェイデビューを飾り、アーサー・ミラーによる戯曲『るつぼ』のミュージカル化『The Crucible(原題)』(2002)などで活躍。米トーク番組でもその美声を披露している。劇中でみられる2人のパフォーマンスにも期待したいところだ。

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Source: Deadline, The Tonight Show Starring Jimmy Fallon

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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