ポール・バーホーベン監督最新作『ベネデッタ』2021年5月に仏公開 ─ 『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』の鬼才監督

『ロボコップ』(1987)『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)『エル ELLE』(2016)の鬼才、ポール・バーホーベン監督による最新作『ベネデッタ(原題:Benedetta)』が2021年5月にフランスで公開されることがわかった。製作を務めるサイード・ベン・サイード氏が、自身のTwitterにて明かしている。
「ポール・バーホーベン監督による『ベネデッタ』は、2021年5月にフランスで公開されます。今朝また、この映画を熱心に観たのですが、“どうか選出されますように”と神様に祈りましたよ。」
BENEDETTA de Paul Verhoeven sortira en salles en France en mai 2021. J’ai revu le film ce matin avec beaucoup d’enthousiasme et me suis dit, Dieu me pardonne, qu’il pouvait “faire des entrées”. pic.twitter.com/9fKT2OOKxe
— Saïd Ben Saïd (@saidbensaid66) May 9, 2020
米The Playlistによると、本作は2020年のカンヌ国際映画祭にて初上映される予定だったという。ところが新型コロナウイルスの感染拡大によって、今年は延期どころか、従来通りの開催を断念せざるを得ない状況に置かれている。現時点で、本作の劇場公開が2021年のカンヌ国際映画祭に関連するものか、そうでないものかは不明。いずれにせよ続報に期待したい。
『ベネデッタ』は、歴史家ジュディス・C・ブラウンによる『ルネサンス修道女物語 聖と性のミクロストリア』を原作に、17世紀のイタリアに実在した修道女のベネデッタ・カルソーニが、ほかの修道女と淫らな関係へと発展していく姿を描く物語。ベネデッタ役を『おとなの恋の測り方』(2016)のヴィルジニー・エフィラが演じるほか、『さざなみ』(2015)『レッド・スパロー』(2018)のシャーロット・ランプリング、『マトリックス』シリーズのランベール・ウィルソンらが出演者として名を連ねている。
Source:The Playlist