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ジュリア・ロバーツ、キャリア史上最高の演技 ─ 『ベン・イズ・バック』5月公開決定

ベン・イズ・バック
©2018- BBP WEST BIB, LLC

アカデミー賞(R)主演女優賞受賞のジュリア・ロバーツ主演、アカデミー賞(R)助演男優賞ノミネートの若手No.1俳優ルーカス・ヘッジズが共演し、第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した『Ben Is Back(原題)』が、邦題『ベン・イズ・バック』として2019年5月に公開される(カルチュア・パブリッシャーズ、東宝東和、テレビ東京共同提供、東和ピクチャーズ配給)。

本作は、クリスマスイブの朝にドラッグ依存症の療養施設から突如帰ってきた息子のベンと、愛するがゆえに息子を信じ続ける母親ホリーの愛情、そしてベンの帰宅によって思わぬ試練が降りかかる家族の絆をサスペンスフルに描いた衝撃と感動の人間ドラマだ。

どんなときでも息子の最大の味方であろうとする母親ホリー役を演じるのは、「ストーリーにとても胸を打たれた」と語るジュリア・ロバーツ。『プリティ・ウーマン』(1990)で世界的トップスターとなり、『エリン・ブロコビッチ』(2000)で第73回アカデミー賞(R)主演女優賞を受賞、『ワンダー 君は太陽』(2018)ではハンデを抱える息子に無償の愛を注ぐ母親役を演じたジュリアが、本作では「キャリアの頂点」とも称賛される熱演を見せている。

ケガの治療による鎮痛剤の過剰投与によって不運にも依存症に陥り、痛々しいほどに苦しむ息子ベン役は、ジュリアの推薦がきっかけで出演が決定したルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)で第89回アカデミー賞(R)助演男優賞にノミネートされ、『スリー・ビルボード』(2018)『ある少年の告白』(2019年4月公開)などの話題作に次々と出演する注目の若手俳優だ。兄を案じながらも疑う妹アイヴィー役には、『名探偵ピカチュウ』(2019年5月公開)のキャサリン・ニュートン。継父ニール役をエミー賞受賞俳優コートニー・B・ヴァンスが演じる。

監督・脚本は『アバウト・ア・ボーイ』(2002)で第75回アカデミー賞(R)脚本賞にノミネートされた、ルーカスの実父ピーター・ヘッジズ。不朽の名作『ギルバート・グレイプ』(1994)の原作・脚本でも知られるピーターが、不完全な家族が懸命に生きる様をふたたび見事に描き出した。

『ベン・イズ・バック』

クリスマスイブの朝、19歳のベンは実家に突然戻り家族を驚かせる。薬物依存症の治療施設を抜け出して我が家に帰ってきたのだ。久しぶりの再会を母親ホリーは喜び、温かく迎え入れた。しかし疑り深い妹のアイヴィーと良識ある継父のニールは、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではないかという不安に駆られる。ベンはホリーによる24時間の監視を条件に、一日だけ家への滞在を認めた。

しかしその夜、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、そして愛犬が消えていた。これはベンの過去の報いに違いない。誰かは分からないが、おそらく昔の仲間の仕業だろう……。凍てつくような寒い夜、ベンは犬を取り戻しに家を飛び出す。ベンが過去を清算しようとする中、ホリーは息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るのだった。ベンを救えるのは自分だけだとホリーは気付き、息子を守ることを決意する。しかし当のベンは、ホリーの前から姿を消してしまい……。

映画『ベン・イズ・バック』は2019年5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

『ベン・イズ・バック』公式サイト:http://benisback.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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