『タイタニック』船長役、タイタニック号生誕の地を訪問 ─ 胸に手を当て思いを馳せる

映画『タイタニック』(1997)でエドワード・スミス船長役を演じたバーナード・ヒルが、北アイルランド・ベルファストにあるタイタニック博物館を訪問した。博物館の公式X(旧Twitter)アカウントが、ヒルの写真を投稿している。
1912年、乗客乗員2000人以上を乗せたタイタニック号はニューヨーク行きの処女航海の途中で氷山と接触し、沈没してしまった。2012年には、タイタニック号が建造されたベルファストに博物館「Titanic Belfast」がオープン。以降、タイタニックのレガシーを感じられる博物館として世界中から観光客が訪れている。
「Titanic Belfast」Xアカウントでの投稿では、胸に手を当てたヒルの姿が確認できる。まるでタイタニック号と運命を共にしたスミス船長に思いを馳せているかのようだ。
We were absolutely delighted to welcome Lord of the Rings actors @ElijahWood, @SeanAstin and Bernard Hill to @TitanicBelfast yesterday!
Bernard also famously played Captain Smith in TITANIC, so it was a pleasure to show them around the birthplace of the ship here in Belfast!⚓️ pic.twitter.com/epfGcD7ZSN
— Titanic Belfast (@TitanicBelfast) September 11, 2023
ヒルと一緒に写っているのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドとショーン・アスティン。ヒルは同シリーズでセオデン王役で出演し、2人とも共演している。アスティンは、自身のXアカウントで、「友人であり仕事仲間でもあるバーナード・ヒルとご一緒できて光栄でした。彼の(『タイタニック』での)演技は完璧でした!」と再会の喜びを綴っている。
現在78歳のヒルは、現役で俳優活動を続けている。新作は主演を務めるSFロマンススリラー『Forever Young』と、ホラー映画『The Moor』(共に原題)。共にイギリス製作の作品で、母国を拠点に活動しているようだ。