「ベター・コール・ソウル」最終シーズン、4月18日に米放送開始 ─ 堂々の完結、全13話を2部構成で

人気ドラマ「ベター・コール・ソウル」(2015-)の完結編となるシーズン6が、2022年4月18日より米AMC局にて放送されることがわかった。米Deadlineなどが報じている。
「ベター・コール・ソウル」は、同じく世界的人気ドラマ「ブレイキング・バッド」(2008-2013)に登場する悪徳弁護士、ソウル・グッドマンことジミー・マッギルの知られざる過去を描く物語。日本ではNetflixで配信されており、シーズン2以降は米国とほぼ同じタイミングで配信が続けられているため、シーズン6も同様のリリースになるとみられる。
堂々のフィナーレを迎えるシーズン6は全13話構成だが、前半・後半の2パートに分けて放送・配信される予定。前半の7エピソードが4月18日から、後半の6エピソードが7月11日から米国にて放送・配信となる。今回の発表にあたっては、ティザー映像も米国にて公開された。
シーズンの撮影はコロナ禍の影響を受けて2021年3月から開始されたが、同年7月には主演のボブ・オデンカークが撮影中に心臓発作のため救急搬送され、一時は回復を待ちながら製作が進められていた。なお、全体の撮影は2022年2月9日(米国時間)に終了している。
シリーズの脚本・製作総指揮を務めるピーター・グールドは、このシーズン6について「最も野心的で驚きのある、そして胸が張り裂けるシーズン」と形容。「非常に厳しい状況のなか、『ソウル』チームは過去最高の仕事をしてくれました」とその出来栄えに自信を示した。
なお、AMCの映像配信サービス「AMC+」では、本作に繋がる短編アニメシリーズ「スリッピン・ジミー(原題:Slippin’ Jimmy)」「クーパーズ・バー(原題:Cooper’s Bar)」のほか、エミー賞に輝いた「Better Call Saul Employee Training Video(原題)」の新エピソードも配信される。「スリッピン・ジミー」では若き日のジミー・マッギルを70年代カートゥーン風に、また「クーパーズ・バー」ではキム・ウェクスラー(レイ・シーホーン)を主人公として、ルイス・マスティーロ演じるクーパーと仲間たちが描かれる。こちらも日本国内での配信を期待したい。
ドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン6は2022年4月18日から米国にて放送・配信開始。
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Source: Deadline