ビル・マーレイ&エイドリアン・ブロディ、ウェス・アンダーソン最新作に出演へ ─ ティルダ・スウィントン共演作

2022年に日本公開される『フレンチ・ディスパッチ』のウェス・アンダーソンが、早くも次回作の撮影準備に取り掛かっている。タイトル未定の新作映画には、『ムーンライズ・キングダム』(2012)『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)などのティルダ・スウィントンが出演しており、このたびビル・マーレイ&エイドリアン・ブロディがキャスティングされていることも明らかになった。米Variety、米Deadlineが報じている。
ウェス・アンダーソンによる次回作は、スペインにて2021年9月から撮影が実施される予定。ストーリーについてティルダ・スウィントンは以前、「スペインについての映画ではありません」と伝えていた。これ以上の詳細は依然として明らかにされておらず、現時点で判明しているのは、撮影地が物語とは関係ないということのみだ。
そんな謎に包まれた作品に出演することが決まったビル・マーレイは、ウェス・アンダーソンとは本作をあわせて9作品で仕事を共にしている。『天才マックスの世界』(1998)をはじめ、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)『ライフ・アクアティック』(2005)『ダージリン急行』(2005)『ファンタスティック Mr.FOX』(2009)『ムーンライズ・キングダム』『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』(2018)『フレンチ・ディスパッチ』、そして本作だ。
一方のエイドリアン・ブロディも、アンダーソンとのタッグは今回で5回目となる。続々と発表される豪華俳優陣。『犬ヶ島』や『フレンチ・ディスパッチ』につづき、本作でもかつてないオールスターキャストになりそうだ。