『バイオハザード』リブート企画、サメ映画『海底47m』ヨハネス・ロバーツ監督が就任 ─ 新キャストで2019年撮影へ

大人気サバイバル・ホラーゲームを原作とする、映画版『バイオハザード』のリブート企画を手がける監督がついに決定した。
米Varietyによれば、このたびリブート版『バイオハザード』の監督に就任したのは、サメ映画『海底47m』(2017)のヨハネス・ロバーツ。『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』(2018)や『アザー・サイド 死者の扉』(2016)などホラー映画のキャリアが豊富なクリエイターで、現在は『海底47m』の続編を製作中だ。
ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演による映画版『バイオハザード』シリーズは、2002年の第1作を皮切りに全6作品が製作され、『バイオハザード: ザ・ファイナル』(2016)で完結。同シリーズに続いてリブート版でも製作を主導する独Constantine Filmは、2017年5月以降、つねに高い優先順位で本企画を進めてきたという。
リブート版『バイオハザード』でプロデューサーを務めるのは、『ソウ』『死霊館』シリーズを手がけたジェームズ・ワン。脚本はハリウッド版『Death Note/デスノート』(2016)続編にも参加しているグレッグ・ルッソが執筆し、すでに完成しているとのこと。グレッグ氏による脚本には、今後おそらくヨハネス監督による改稿が加えられるものとみられる。
ちなみにグレッグ氏は、リブート版『バイオハザード』の脚本に、原作ゲームの怖さに回帰する“ホラー志向”を採用したとのこと。2017年発売『バイオハザード7 レジデント イービル』を参考に、「ホラーを第一に、アクションを第二に」据えたストーリーとなっているそうだ。ミラ・ジョヴォヴィッチ版とは大きく異なるアプローチに、ゲームファンからは早くも期待の声が上がっている。
リブート版映画『バイオハザード』(タイトル未定)は、新たなキャストを迎えて2019年の撮影予定。もちろんキャスティングにも大きな注目が集まることだろう、続報を楽しみにしておきたい。
ミラ&ポール版の最終作、映画『バイオハザード: ザ・ファイナル』のBlu-ray&DVDは発売中。
Source: Variety