『バイオハザード』Netflixでドラマ化企画が進行中 ─ 映画リブート版に繋がる内容か、米報道

カプコン製作、人気のサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズのドラマ化企画がNetflixにて進行しているという。米Deadlineが報じた。
報道によると、ドラマ版「バイオハザード(仮題)」はNetflixのグローバル・オリジナル作品として製作され、シリーズの映像化権を有する独Constantine Filmが映画版に続いて製作を担当。企画は初期段階にあり、2019年1月25日現在、ゲーム版からの翻案を務めるショーランナーの検討が進められているとのことだ。
Deadlineは、このドラマ版「バイオハザード」について、『バイオハザード』シリーズの“ユニバース”を拡張し、既存のストーリーを深めていくものだと記している。映画版『バイオハザード』はポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で2002~2016年に全6作品が製作され、『海底47m』(2017)ヨハネス・ロバーツ監督によるリブート企画も進行中。ドラマ版は、この新たな映画シリーズの布石ともなる内容だとされる。いかなる形にせよ、ふたつの企画はなんらかの繋がりを有することになりそうだ。
ドラマ版のストーリーは不明だが、シリーズに登場する大手製薬企業「アンブレラ」の闇に覆われた内幕や、T-ウイルスの大流行による新たな秩序の誕生などが描かれるそう。『バイオハザード』シリーズの象徴的な要素やアクションシーン、イースターエッグ(小ネタ)などが盛り込まれた作品になるとみられている。
2019年、『バイオハザード』シリーズは年始から活発な動きを見せている。1月25日には“シリーズ最高傑作”ともいわれる『バイオハザード2』のリメイク版『バイオハザード RE:2』がPlayStation 4、Xbox One、Windowsで発売されて大きな話題を集めているところ。リブート版映画も年内には撮影が開始される予定だ。
Netflixでのドラマ版「バイオハザード(仮題)」の撮影・配信時期は不明。続報を待とう。
Source: Deadline