『トランスフォーマー』破壊王マイケル・ベイ監督、新たなSF大作に着手 ─ 早くもゲーム化企画が進行中

『バットボーイズ』『トランスフォーマー』シリーズ、『アルマゲドン』(1998)など、おびただしい量の火薬と爆発、激しいアクションなどで“ハリウッドの破壊王”との異名をほしいままにする映画監督マイケル・ベイが、ソニー・ピクチャーズと新たな大作SF映画を企画しているという。米Deadline、Varietyなど複数のメディアが報じた。
報道によると、この新作映画のタイトルは『Black 5(原題)』。ひとりの“大物男性俳優”を迎えた群像劇で、リアルなSF要素のある「マイケル・ベイらしい大作」だという。ベイ監督はソニーとの間で契約交渉に入っており、2020年前半の撮影開始を目指して企画が練り上げられている最中とのこと。ストーリーの詳細は不明だが、ベイ自身によるオリジナルのアイデアを基に、『トランスフォーマー』シリーズや『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)、『ダンボ』(2019)のエーレン・クルーガーが脚本を執筆する。
交渉が成立した場合、ソニーは本作の出資と配給を担当。映画の企画と並行してビデオゲーム化の構想も進められているが、映画の発表が先行する予定。プロデューサーはベイ監督のほか、『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(2016)でも監督とタッグを組んだアーウィン・ストフが担当する。
なおベイ監督は現在、ライアン・レイノルズを主演に迎えたNetflixオリジナル映画『6 Underground(原題)』の仕上げ作業に入っている。同作は2020年の配信が予定されているため、ベイ監督はそちらの完成後、本格的に『Black 5』の製作に入ることになるようだ。果たして大物主演俳優とは誰になるのか、そして早くもゲーム化が計画されている大作の内容とは?