『ブラック・ウィドウ』最新映像、新あらすじ公開 ─ 残してきた「家族」とアベンジャーズ、そして新たな敵タスクマスター

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ4を開幕する最新作、スカーレット・ヨハンソン主演『ブラック・ウィドウ』の新たなスポット映像が公開された。2020年2月2日(米国時間)、米国最大のスポーツイベント「第54回スーパーボウル」にあわせて現地で放映されたものだ。
「あなたは私のすべてを知っているわけじゃない。アベンジャーズが最初の家族じゃなかった」。今回の映像には、わずか30秒に、ナターシャの短い言葉と意味深な映像が織り込まれている。「私たちはみんな、いつか選ばなければいけない。自分の望む世界か、自分自身のどちらかを」。
公開された映像には、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウが“妹”と呼ぶエレーナ(フローレンス・ピュー)、同じくコスチュームを身にまとった“母”メリーナ(レイチェル・ワイズ)、コミックでは“ロシアのキャプテン・アメリカ”と呼ばれる“父”アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)が登場。ナターシャが“家族”と呼ぶ一同と手を取り、決意を固める場面が映し出されている。そしてヴィランのタスクマスターは、キャプテン・アメリカそのままの動きで盾を操っているようだ。このことが意味するものは、いったい……。
またマーベル・スタジオは、今回の映像にあわせて、『ブラック・ウィドウ』の新たなシノプシス(あらすじ)も発表している。
「マーベル・スタジオ製作、アクション満載のスパイ・スリラー『ブラック・ウィドウ』では、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウの過去に繋がる危険な陰謀によって、彼女は暗い過去に直面することになる。ナターシャを倒すためならば手段を選ばない力が迫るなか、彼女はスパイとしての過去と、アベンジャーズになるよりもずっと以前に残してきた“壊れた関係”に向き合わねばならないのだ。」
ナターシャの妹分イェレナを演じるのは『ファイティング・ファミリー』『ミッドサマー』の新鋭フローレンス・ピュー。アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン役を「ストレンジャー・シングス」『ヘルボーイ』(2019)のデヴィッド・ハーバー、メリーナ役を『女王陛下のお気に入り』(2018)のレイチェル・ワイズが演じる。さらにナターシャの旧知であるメイソン役で「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)O・T・ファグベンルが、MCUの過去作品からはサンダーボルト・ロス長官役のウィリアム・ハートが再登場する。
監督は『さよなら、アドルフ』(2012)『ベルリン・シンドローム』(2017)のケイト・ショートランド。原案を『キャプテン・マーベル』(2018)ジャック・スカエファーと『ラブストーリーズ コナーの涙/エリナーの愛情』(2014)ネッド・ベンソン、脚本を『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のエリック・ピアソンが務めた。音楽は『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)などのアレクサンドル・デスプラ。
映画『ブラック・ウィドウ』は2020年5月1日(金)日米同時公開。
Source: Newsarama.com