アナ・デ・アルマスがマリリン・モンロー演じる映画の特報映像が米公開 ─『ブロンド』驚異の変貌、スカートをおさえる名場面も

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)などのアナ・デ・アルマスがマリリン・モンロー役を演じる主演最新作『ブロンド(原題:Blonde)』より、ティザー映像が米国公開された。あわせて、Netflixにて2022年9月23日より独占配信されることがアナウンスされている。
ジョイス・キャロル・オーツによる『ブロンド マリリン・モンローの生涯』(講談社刊)を映画化する本作。Netflixによると、ノーマ・ジーンとしての不安定な幼少期から、“マリリン・モンロー”という女優として成功を収めるさまや、さまざまな複雑な恋愛などに至るまで、フィクションと事実の境界線にとらわれることなく紐解く物語だという。脚本・監督を務めたのは、『ジャッキー・コーガン』(2012)のアンドリュー・ドミニクだ。
マリリン・モンローの生涯およびその素顔に迫る本作。公開された特報映像では、『七年目の浮気』(1955)を彷彿とさせる、モンローがふわりとしたスカートをおさえる姿や、『紳士は金髪がお好き』(1953)で着用していたショッキングピンクのドレスなど、さまざまなアイコニックなシーンやアイテムが見事に再現されている。アナ・デ・アルマスふんするモンローが鏡に向かって笑みを浮かべる姿も登場するが、どこか悲しそうにも見える……。
特報映像からも垣間見えるアルマスのパーフェクトなパフォーマンス。アルマスはモンローを演じるため、心身ともに変身を遂げたそうで、伝説の女優の姿となった自分をはじめて見たときには、「泣いてしまいました」と過去に話していた。「それくらい私には大きなことだったし、大切な役だったし、大事な挑戦だったんです。すごく長い時間をかけて準備をしてきたし、ようやく椅子に座って、ウィッグをかぶり、メイクをしたら……とても特別な気分でした。まるで自分じゃないみたいだった」。
共演者には、『フレンチ・ディスパッチ』(2021)などのエイドリアン・ブロディや、『アントマン』シリーズのボビー・カナヴェイルらが名を連ねている。アルマスのモンローとしてパフォーマンスについてブロディは、「とてつもなく素晴らしいです。マリリン役として、ノーマ・ジーン役として本当に魅力的で。とにかく心を奪われました」と絶賛していた。
映画『ブロンド(原題:Blonde)』は、2022年9月23日(金)より独占配信。