「ボバ・フェット」新映像、サルラック生還の一部始終あり

『スター・ウォーズ』屈指の人気キャラクターを描く新ドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fet」の新たなスポット映像に、注目すべきカットがある。映像の0:06〜0:11の部分だ。
「俺はボバ・フェット。タトゥイーンの砂漠で死にかけた」とのセリフと共に、砂漠に現れた複数の人影、そしてチューブのようなものに繋がれたボバ・フェットの姿が見られる。人影はおそらくタスケン・レイダーで、チューブはバクタ・タンクに繋げられたものだろう。
ボバ・フェットは『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)にて、タトゥイーンにあるカークーンの大穴で、巨大クリーチャーのサルラックに呑まれて死亡したものと見られていた。サルラックに呑まれた者は、何百年もの年月をかけて徐々に消化されるのだと、ジャバの宮殿では恐ろしく伝えられていた。
ところがドラマ「マンダロリアン」で、ボバはアーマーを失った状態から再登場を果たしていた。一体ボバはどうやってサルラックから生還できたのか?今回のドラマ「ボバ・フェット」では、ボバの知られざる生還劇が見どころの一つとされている。
スポット映像を見る限り、ボバは何らかの幸運、あるいは死に物狂いの自力によってサルラックから這い出た後、タスケン・レイダーの一族によって保護、または拉致されることになる模様。おそらく瀕死だったと思われるが、その後はバクタ・タンクに浸かって体力を回復させていたようだ。バクタ・タンクといえば、『エピソード5/帝国の逆襲』(1980)惑星ホスにて凍死寸前となっていたルークもこれに浸かり、回復している。
「ボバ・フェット」は全7話構成になることも判明。エピソード監督には、「マンダロリアン」からジョン・ファヴロー、ブライス・ダラス・ハワード、デイヴ・フィローニ、ロバート・ロドリゲスが続投。ファヴロー&フェローニ&ロドリゲスは製作総指揮を兼任する。
ドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」は、ディズニープラスにて12月29日(水)17時より独占配信開始。
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