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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』米NBAスポット映像が公開 ─ アナ・デ・アルマスの新ショット登場

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
Credit: Nicola Dove / © 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最終作、『007』シリーズ第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の米国版最新スポット映像が公開された。これは、2020年2月14~16日(現地時間)に開催されたNBAオールスターゲームにあわせて放映されたものだ。

ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカの地で穏やかな生活を満喫していた。ところが、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わりを迎える。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なものだったのだ。やがて、ボンドは脅威をもたらす最新技術を有する黒幕を追うことになる……。

「ジェームズ・ボンド、“殺しのライセンス”。自分自身と話しているみたいだ」。スポット映像は、ラミ・マレック演じる“シリーズ最凶の悪役”サフィンの言葉から始まる。ガトリング砲を備えたボンドカー、ボンドの激しい格闘やバイクに乗る姿が連続して映し出されたあとに登場するのは、レイフ・ファインズ演じるMだ。「どうしたボンド、お前のことはよく分かってるんだぞ」という呟きは、今回のボンドがいつも通りではないことを示唆するかのようである。

注目したいのは、今回の映像に、アナ・デ・アルマス演じる新ボンドガール、パロマの新ショットが含まれているところ。現れたボンドが「準備は?」と尋ねると、酒瓶らしきものを置いて「遅い」と言い返す様子や、ドレス姿で銃撃戦に臨む姿などが捉えられている。いまだ本編での役割は謎に包まれているが、その活躍には大いに期待できそうだ。

本作にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ、悪役サフィン役のラミ・マレックをはじめ、『007 スペクター』(2015)からマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、『007 慰めの報酬』(2008)からフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが続投。M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリスも登場する。新キャストには、「00」エージェントのノミ役にラシャーナ・リンチ、パロマ役にアナ・デ・アルマスら。脚本・監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)のキャリー・フクナガが務め、主題歌にはビリー・アイリッシュがシリーズ史上最年少で起用された。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)全国ロードショー

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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