『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ノキアCMで新エージェントの活躍描く ─ 今後のさらなる展開も示唆

『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』より、ノキア(Nokia)とのコラボCMが公開された。本作は2020年4月10日(金)に日本公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、公開日は11月20日(金)に延期されている。今回の映像は、延期決定後はじめてのプロモーション。本作に登場する新エージェント・ノーミが、海辺で行われる怪しい取引に迫っていく……。
前作『007/スペクター』(2015)を経て現役を退いたジェームズ・ボンドだったが、彼が不在の間、“殺しのライセンス”を持つ「00エージェント」には新たなメンバーが加わっていた。『キャプテン・マーベル』(2019)のラシャーナ・リンチが演じるノーミは、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の予告編によると、2年前から“00”の肩書きで活躍していたという。ノキアのCMでは、今後、そんなノーミのさらなる活躍が描かれることになるのかもしれない。何しろ映像の終盤には、「To be continued…」の文字が映し出されているのである。
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』本編を手がけたキャリー・フクナガ監督に代わり、今回のCMを手がけたのは、『16歳、戦火の恋』(2018)や『ベル ある伯爵令嬢の恋』(2013)のアマ・アサンテ。気鋭監督がメガホンを取っているあたり、いかに力の入ったプロジェクトであるかがうかがえるというものだ。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカの地で穏やかな生活を満喫していた。ところが、CIA 出身の旧友フェリックス・ ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わりを迎える。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なものだったのだ。やがて、ボンドは脅威をもたらす最新技術を有する黒幕を追うことになる……。

本作にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグのほか、『007 スペクター』(2015)からマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、『007 慰めの報酬』(2008)からフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが復帰。M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリスも続投する。新キャストとして、“シリーズ最凶の悪役”サフィン役のラミ・マレック、「00」エージェント・ノーミ役のラシャーナ・リンチ、パロマ役のアナ・デ・アルマスらが登場する。
主題歌を担当するのは、第62回グラミー賞にて史上最年少18歳で主要4部門受賞、5冠の快挙を達成したビリー・アイリッシュ。『007』シリーズとしては史上最年少での起用となり、主題歌「No Time To Die」は大きな話題を呼んでいた。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年11月20日(金)全国ロードショー。
Source: Campaign Brief