『007』シリーズ最新作『BOND 25』撮影現場で爆発 ─ スタジオ外観に被害、スタッフ1名が軽傷

『007』シリーズの最新作『BOND 25(仮題)』の撮影現場にて、2019年6月4日(現地時間)に爆発が発生し、スタッフ1名が軽傷を負ったことがわかった。『007』公式アカウントが発表した。
During the filming of a controlled explosion on the set of Bond 25 today at Pinewood Studios, damage was caused to the exterior of the 007 Stage. There were no injuries on set, however one crew member outside the stage has sustained a minor injury. pic.twitter.com/8O9tOgwMYK
— James Bond (@007) 2019年6月4日
爆発が起こったのは、『BOND 25』の撮影が行われているイギリス・パインウッドスタジオの撮影セット。同作は所内のスタジオのひとつ「007 ステージ」で撮影が行われており、内部にて爆発が起こったという。爆発は「制御されたもの」だったと発表されている。
英The Sunの取材によれば、この爆発によってスタジオの天井がはがれる、外壁のパネルが吹き飛ぶといった被害が生じたことが判明済み。これによってスタジオ外にいたスタッフ1名が軽傷を負ったが、スタジオ内のキャスト・スタッフなどに負傷者はいなかった。また同誌では、爆発音が3度聞こえた、スタントになんらかの失敗が発生したと伝えられている。なお米Deadlineによると、爆発によって撮影に延期が生じることはないということだ。
『BOND 25』の撮影では、2019年5月中旬にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが撮影中に足首を負傷するという事故が起こったばかり。撮影は一時休止を経て再開されているが、ダニエルは治療を継続し、約2週間のリハビリ期間を要したとされている。
映画『BOND 25(仮題)』は2020年日本公開予定。
Sources: BOND 25, IndieWire, Deadline, The Sun