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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』撮影終了 ─ ダニエル・クレイグ、5回目のジェームズ・ボンド役を終える

https://www.instagram.com/p/B4D1yHpgFMX/

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる『007』シリーズの第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影が終了した。2019年10月25日(米国時間)、公式Instagramにて報告されている。

 
 
 
 
 
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That’s a wrap on #NoTimeToDie. See you in cinemas April 2020. #Bond25

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このたび公開された写真は、これで5度目のジェームズ・ボンド役となったダニエル・クレイグと、本作を手がける『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)キャリー・フクナガ監督による2ショットと、スタッフ陣が揃っての大集合写真。2019年4月下旬から始まった撮影は、実に半年間にも及んだことになる。

当初は『トレインスポッティング』シリーズや『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)のダニー・ボイルが脚本・監督を務める予定だったが、スタジオ側との創造性の違いからプロジェクトを離脱。これによって撮影開始が遅れるなど、波乱含みのスタートとなった本作は、クレイグが撮影中に負傷したことで一時撮影が中断されたり、セットで爆発事故が起きたり、さらにはスタジオ内で盗撮事件が起こったりと紆余曲折を経ていた。しかし、このたびめでたく本撮影がすべて終了したわけである。フクナガ監督をはじめとするスタッフ陣は、2020年4月の公開に向けて、ここから怒涛のポストプロダクション(仕上げ作業)に突入してゆくのだ。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

前作『007 スペクター』(2015)を経て、本作のジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしているという設定。ところがある日、旧友のCIAエージェントであるフェリックス・ライターがボンドのもとを訪れ、誘拐された科学者を救出するよう依頼する。その救出作戦は想像を超える過酷なミッションで、やがてボンドは、危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていくのだった。

悪役を演じるのは、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でフレディ・マーキュリー役を演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック。そのほか、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ビリー・マグヌッセン、アナ・デ・アルマス、ロリー・キニア、ダーヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ、ジェフリー・ライト、そしてレイフ・ファインズといった、シリーズ続投の出演者にフレッシュな顔ぶれが加わった豪華キャストが出演する。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月全国ロードショー

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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