『ブラックパンサー』米国興収記録で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』超え!全世界で早くも459億円を達成

マーベル・シネマティック・ユニバース作品、映画『ブラックパンサー』が、米国にて初めての週末を終えた。
2018年2月16日(現地時間)に劇場公開された本作は、プレジテント・デー(祝日)の2月19日を含めた4日間で、事前の予想を大きく上回る歴史的ヒットを記録。4日間の興行収入で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)を超える成績を達成したのである。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』超え!
米Variety誌ほか複数メディアの報道によれば、『ブラックパンサー』は北米4,020館で上映され、2月16~19日の4日間で約2億4,200万ドルを記録。これは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が4日間で稼ぎ出した2億4,156万ドルをやや上回る金額だ(2012年『アベンジャーズ』、2015年『ジュラシック・ワールド』の記録もあわせて突破)。
マーベル・シネマティック・ユニバース初の黒人ヒーロー映画、単独作品の第1作として、本作がいかなる注目を集め、すさまじい動員を集めているかがよくわかるというものだろう。
先日の報道の通り、本作は2月16~18日の3日間で2億180万ドルを達成していたところ、さらに19日(月曜日)には4,020万ドルを稼ぎ出している。この数字は月曜日の興収記録として、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)に次いで歴代第2位の数字だ。
なおマーベル・スタジオを擁するウォルト・ディズニー・カンパニーは、2月20日(現地時間)、本作が北米以外で1億8,460万ドルを記録したことを発表している。なかでも優れた興行収入を示したのは、本編のハイライトであるアクションシーンが撮影された韓国の2,710万ドル、イギリスの2,670万ドルだという。
これによって、『ブラックパンサー』の全世界興行収入(2月19日時点※米国時間)は4億2,660万ドルに達した。日本円に換算すると約459億円……と聞けば、本作のヒットぶりをより具体的にイメージしていただけるだろうか。
このあと本作は日本のほか、中国、ロシアという巨大市場でも順次封切られていく。北米での推移はもちろんのこと、全世界での動向にも引き続き注目したいところだ。
映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国ロードショー。
Sources: http://variety.com/2018/film/news/black-panther-box-office-tops-star-wars-last-jedi-1202704917/
http://www.comingsoon.net/movies/news/924415-black-panther-jumps-to-426-6-million-worldwide-already
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ