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マーベル新作『ブラックパンサー』上映時間は2時間超え確実か ― 海外サイトが複数情報を発表

©THE RIVER

映画『ブラックパンサー』の上映時間について、海外にて気になる情報が発表された。
本作はマーベル・シネマティック・ユニバース作品の2018年第1弾で、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に登場したティ・チャラ/ブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)を主人公とした単独映画だ。

『ブラックパンサー』上映時間は2時間10~20分?

このたび、海外の複数の映画サイトが『ブラックパンサー』の上映時間について異なる情報を伝えている。
まず米国の複数メディアが報じたのは、オーストラリアの映画館チェーン、Event Cinemasのウェブサイトに掲載されていた2時間15分(135分)という情報だった。

https://www.eventcinemas.com.au/Movie/Black-Panther スクリーンショット[2017/1/3 11:00]

ところが、別のウェブサイトにはEvent Cinemasの情報とは異なる上映時間が記されている。米AMC Theatres、米Fandangoのウェブサイトには2時間14分(134分)、カナダ・Cineplexのウェブサイトには2時間20分(140分)という情報が掲載されているのだ(2018年1月3日11時時点)。
これらのウェブサイトは、従来、映画の上映時間が判明する際に有力な情報源として使用されるもの。ごく最近の例でいえば、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)の上映時間はこれらのサイトにて最初に発表されていたのである。

現在、各サイトにて告知されている『ブラックパンサー』の上映時間は、それぞれディズニー/マーベル・スタジオから提供された情報には違いない(『マイティ・ソー バトルロイヤル』の際、AMC Theatresが回答した内容より)。するとCineplexの「2時間20分」という情報こそ気になるものの、それ以外の「2時間14分か、15分なのか」という違いは、ひとまず誤差の範疇とみてよいだろう。慎重に考えても、『ブラックパンサー』が2時間10~20分の作品になっていることはおおよそ確実ではなかろうか。

ちなみに、もしも『ブラックパンサー』の上映時間が2時間14分なのだとすれば、これはマーベル・シネマティック・ユニバースの単独映画第1作としては史上最長となる。『スパイダーマン:ホームカミング』が2時間13分だったため、それよりもわずかに長いというわけだ。ユニバースの集大成『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の直前作となるだけに、『ブラックパンサー』のストーリーには直接関係のないシーンが本編に入っている可能性もあるだろう。

なお、『ブラックパンサー』の正確な上映時間については、続報が入りしだい改めてお伝えしていく

映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国ロードショー。

Sources: http://comicbook.com/marvel/2018/01/02/black-panther-run-time-possibly-revealed/
https://www.cbr.com/black-panther-runtime-revealed/
https://www.eventcinemas.com.au/Movie/Black-Panther
https://www.amctheatres.com/movies/black-panther-45839
https://www.fandango.com/black-panther-202991/movie-overview
https://www.cineplex.com/Movie/black-panther
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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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