『ブラックパンサー2』2022年5月6日、米国公開決定 ─ 新タイトル&ヴィランは「決定済み」、マーベル・スタジオが公式発表

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の単独映画として米国最高のヒットを記録した、『ブラックパンサー』(2018)の続編映画『ブラックパンサー2(仮題)』が2022年5月6日に米国公開されることがわかった。2019年8月24日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2019」にてマーベル・スタジオが公式に発表している。
D23 Expo 2019では、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のほか、『ブラックパンサー』で脚本・監督を務めたライアン・クーグラーが揃ってステージに登場。仮のタイトルロゴと米国公開日をあわせて告知した。
Just announced at #D23Expo, Ryan Coogler returns to direct Marvel Studios’ BLACK PANTHER 2, in theaters May 6, 2022. pic.twitter.com/9zfcFzOi6z
— Marvel Studios (@MarvelStudios) August 24, 2019
2019年7月、マーベル・スタジオはMCUの「フェイズ4」として映画・テレビ作品10本を発表。当時、映画作品としては2020年公開の『ブラック・ウィドウ』『エターナルズ』、2021年公開の『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』(すべて原題)が告知されており、2022年公開作品として発表されたのは『ブラックパンサー2』が初となる。
ケヴィン・ファイギ社長は、7月の発表当時、「フェイズ4」は全10本であると述べ、作品の追加はない旨を明言していたが、8月23日(米国時間)には「ムーンナイト」「Ms.マーベル」「シーハルク」(すべて原題)をフェイズ4の作品として追加発表している。したがって、フェイズ4に収まる作品の範疇は判然としておらず、『ブラックパンサー2』がフェイズ4に含まれるのか、フェイズ5にあたるのかは不明だ。
米Varietyによれば、ライアン・クーグラー監督は、劇場公開が約3年後になることについて「のんびりしているのではなく、しっかり作ろうとしているのです」と説明。一方でケヴィン・ファイギ社長によると、ライアン監督はすでに脚本のトリートメント(要約)を完成させており、新たなタイトルとヴィランも決定済みだという。もちろん、現時点でそれらの詳細は明らかになっていない。
なお続編には、ティ・チャラ/ブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマン、ナキア役のルピタ・ニョンゴ、オコエ役のダナイ・グリラ、シュリ役のレティーシャ・ライト、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ラモンダ役のアンジェラ・バセットらが続投する見込み。正式な出演者については今後の報道および発表を待つことにしよう。
映画『ブラックパンサー2(仮題)』は2022年5月6日に米国公開予定。
[お知らせ]記事初出時の内容に一部加筆しました。
Sources: Disney, Variety