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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ドクター・ドゥーム登場説をプロデューサーが否定 ─ 「その計画はなかった」

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
© 2022 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)待望の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のヴィランとして登場するのは、海底文化タロカンの長・ネイモア。しかしワールドプレミアの以前は、ファンタスティック・フォーの宿敵ドクター・ドゥームが何らかの形で登場するのではないかと囁かれていたという。

Comicbook.comのインタビューに応じたプロデューサーのネイト・ムーアは、この“ドクター・ドゥーム登場説”に反応。実際に登場させる計画があったかどうかを答えている。

正直なところ、その計画はありませんでした。ですが、噂されていた理由は理解できます。彼(ドクター・ドゥーム)はラトベリアの世界では最高のキャラクターだし、ライアン(・クーグラー監督)もファンなんです。だけどネイモアを敵にすると決めたからには、常にそこが焦点でした。」

ドクター・ドゥームは、魔術と科学技術を融合させた秘技を極め、祖国ラトベリアの王位を奪うと、暴君として強権主義的な支配を続けながら、国外の脅威から国を守ったキャラクター。もっとも、『ワカンダ・フォーエバー』にドクター・ドゥームを登場させるアイデアは最初から検討されていなかったようだ。

2017年のサンディエゴ・コミコンでは、ドクター・ドゥームを主人公とする単独映画の企画が発表されたが、ディズニーによる20世紀フォックスの買収によってプロジェクトは保留となった。ただし、2024年に公開されるMCU版『ファンタスティック・フォー(原題)』にはドクター・ドゥームが登場する可能性が高いと見られている。

ちなみに、MCUドラマ「ムーンナイト」(2022)第1話には、別人格に乗っ取られた主人公スティーヴン・グラントが、巨大な城がそびえ立つ欧州風の村で目を覚ますシーンがあり、この場所がドクター・ドゥームが統治するラトベリア王国なのではないかとのも浮上している。もしかしたら、将来的にMCUデビューを飾るドクター・ドゥームのためにイースターエッグが仕込まれていたのかもしれない?

ドクター・ドゥームの登場にも期待したいが、まずは2022年11月11日に日米同時公開される『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を堪能しよう。

Source: Comicbook.com

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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