『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』撮影中断へ ─ シュリ役レティーシャ・ライト、怪我による休養のため

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー』(2018)の続編『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther: Wakanda Forever)』の撮影が2021年11月下旬より中断されることがわかった。シュリ役のレティーシャ・ライトが、撮影現場で負った怪我の療養に専念するためだという。米The Hollywood Reporterが報じている。
2021年8月下旬、レティーシャは米ボストンで実施されていた『ワカンダ・フォーエバー』のスタント撮影中に軽傷を負い、現地の病院で治療を受けたと伝えられた。当時、具体的な怪我の様子は明らかにされていなかったが、レティーシャはすぐに病院を離れたと言われ、撮影スケジュールにも影響は生じない見込みとも報じられていた。
しかし、今回の報道によれば、レティーシャは負傷後に療養のために英ロンドンに移っていたとのこと。一方で、『ワカンダ・フォーエバー』の撮影はレティーシャ不在で継続されており、ライアン・クーグラー監督をはじめ製作クルーは、シュリが関与しないシーンを撮影していたという。
今回、撮影中断の理由として、「撮影スケジュールを再構成するためのもの」と報じられており、2021年サンクスギビングデー(アメリカ&カナダの感謝祭)にあたる米国時間11月25日の週(11/22〜)より製作がストップするとのこと。撮影は、2022年初頭に再開が見込まれている。
レティーシャの代理人は、The Hollywood Reporterを通して声明を発表。「レティーシャは『ブラックパンサー2』の現場で負った怪我からの回復のため、9月からロンドンに滞在しております。彼女は2022年初頭の仕事復帰を心待ちにしております。温かく見守っていてください、彼女も気持ちを伝えております」と述べた。
元々、『ワカンダ・フォーエバー』の米公開は2022年7月8日に予定されていたが、同年11月11日への延期が発表されている。現時点で、今回の撮影中断による公開日への影響は生じないという。とにかく今は、レティーシャの快復を祈るばかりだ。
Source: THR