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『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』が撮影終了 ─ 約2ヶ月の撮影中断を経て

ブラックパンサー
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ブラックパンサー』(2018)の続編映画、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』の撮影が終了したことがわかった。

本作は2021年6月に撮影が開始されたが、約2ヶ月後の8月にシュリ役のレティーシャ・ライトがスタントの撮影中に負傷し、休養に入っていた。ライアン・クーグラー監督をはじめとする製作陣はレティーシャ不在のまま撮影を継続していたが、11月下旬に撮影を中断。その後、2022年1月中旬に撮影が再開されていた。

このたび撮影終了を報告したのは、前作に続いて参加しているヘアスタイリストのニッキ・ライト。以前から一部で噂されていたように、撮影地が米アトランタからプエルトリコに移っていたことも明らかになっている。同じく、衣裳デザイナーのルース・E・カーター、撮影監督のオータム・デュラルドもInstagramを通じて撮影終了を報告した(ただしルースは投稿を削除しており、オータムはストーリー機能を使用している)。

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『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は、ブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが2020年8月に逝去したことを受け、当初の計画を大幅に変更。ワカンダを舞台に、前作の登場人物をより掘り下げる内容になっているという。出演者にはナキア役のルピタ・ニョンゴ、シュリ役のレティーシャ・ライト、オコエ役のダナイ・グリラ、ウカビ役のダニエル・カルーヤ、エムバク役のウィンストン・デューク、ラモンダ役のアンジェラ・バセット、 エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマンらが続投。アイアンハート/リリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーンが新たに登場する。

映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』は2022年11月11日に米国公開予定。すでに公開まで8ヶ月を切っているため、大作映画のスケジュールとしては、今後ややタイトな進行を求められることになりそうだ。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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