『スーパーマン リターンズ』ブランドン・ラウス、アローバース版スーパーマンとスーツで対面 ─ 「クライシス・オン・インフィニット・アース」で共演

映画『スーパーマン リターンズ』(2006)でクラーク・ケント/スーパーマン役を演じたブランドン・ラウスが、「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)などでタイラー・ホークリンが演じている“アローバース版”スーパーマンと、ともにスーツ姿での対面を果たした。2人はDCコミックス原作ドラマの大型クロスオーバー企画「クライシス・オン・インフィニット・アース(原題:Crisis on Infinite Earths)」に登場する。
「分身、スーパーマンの新しい能力だ!」。2人のスーパーマンが顔を揃えた今回の写真は、ブランドンのInstagramに投稿されたものだ。
「チャーミングで優雅なタイラー・ホークリンと、短い間でも、スーパーマン役でアローバースで共演できたことをうれしく思います。生でスーパーマンに会えるなんて、本当に思ってもみなかった。言ってしまえば、まるごと期待通りでした!」
同名コミック(邦訳版:ヴィレッジブックス刊)を原案とする「クライシス・オン・インフィニット・アース」は、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)「SUPERGIRL/スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)、2019年10月より米国放送の「バットウーマン(原題:Batwoman)」のアローバース5作品がクロスオーバーする大型イベントだ。
ブランドンは「レジェンド・オブ・トゥモロー」などでレイ・パーマー/アトムを演じており、本作ではスーパーマン役との1人2役をこなす。ブランドンが今回演じるのは、コミック『キングダム・カム』(小学館集英社プロダクション刊)を基にしたスーパーマンだということだ。さらに「クライシス~」には、アローバース版スーパーマン、『キングダム・カム』版スーパーマンのほか、前日譚ドラマ「ヤング・スーパーマン」(2001-2011)でトム・ウェリングが演じたクラーク・ケントも登場する。現時点で、ブランドンとトムの演じる2人のスーパーマンがいかなる形で登場するのかは明らかになっていない。
本作には、DCアニメで長年ブルース・ウェイン/バットマンの声優を務めてきたケヴィン・コンロイが初めて実写作品でブルースを演じるほか、「ブラックライトニング」(2018-)より主人公ジェファーソン・ピアース/ブラックライトニング役のクレス・ウィリアムズが登場。『バットマン・オリジナル・ムービー』(1966)「怪鳥人間バットマン」(1966-1968)などでロビンを演じたバート・ウォードも役柄不明で参戦し、さらにアローバースからはロイス・レーン役のビッツィー・トゥロック、レックス・ルーサー役のジョン・クライヤーも出演する。
ドラマ「クライシス・オン・インフィニット・アース」は全5話構成で、2019年12月に前半3話が、2020年1月に後半2話が米国にて放送予定。
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