アメコミ界の伝説マイケル・ゴールデン来日!ライブドローイング・イベント『ブレイブ・アンド・ボールド Vol.2』レポート
2017年の5月6日と7日に開催されたライブドローイングイベント『ブレイブ・アンド・ボールド Vol.2』。
前回も盛況でしたが、今年は一層の盛況を迎えました。
会場は「川崎産業振興会館」4F。昨年より広くなったために、詰めかけたお客さんでごった返した前回よりも余裕を持って歩き回れましたが、会場の熱気は前回以上となりました!
各アーティストが原画やポスターを展示し、購入が可能となっています。伝説的コミックアーティストのマイケル・ゴールデンやアメコミに造詣の深い白浜鴎の生原画を間近で鑑賞することができるという感動的な体験を味わえます。
ライブドローイングイベントでは数々の貴重なアートが
ステージ上で観客が見守る中、躍動的に描かれるキャラクター達。上の絵は羽山淳一氏の描いたスーパーガールです。コミックやドラマと違って凛々しい女性ヒーローっぽいタッチが新鮮。

また、ステージ上では前回と同じく来場したアーティスト達がリアルタイムに絵を描いていくというライブドローイングイベントもありました。写真ではスケールがわかりづらいですが、アーティストが大きなキャンバスに目の前でダイナミックに描いてくれる様子は普段ではお目にかかれないので、観客も大興奮。
西川伸司
ゴジラファン垂涎の力作! ゴジラやキングコングといったお馴染みの怪獣たちがアベンジャーズ+バットマンのコスチュームに! いわばゴジラ版アベンジャーズですね。
羽山淳一
スパイダーマンのような超人気キャラクターをあのアーティストが描いてくれる様子を目撃できます。ステージ前にはスペースもあるので、座ってのんびり眺められるのも嬉しい。
津島直人

マイケル・ゴールデン

伝説的名声を持つマイケル・ゴールデンも参加してくれました!巨大怪獣の背中と街の風景という一風変わったものですが、圧倒的な迫力。
他にも新進気鋭のアーティスト、アオガチョウが観客のリクエストに答えて数々の動物を組み合わせたキメラを描くというユニークな企画が会場を賑わせたほか、有田満弘のバットマンやHIPPOのプレデターといった正統派なカッコイイ絵も描かれました。
アーティストアレイでコミッションや交流も可能!
ライブドローイングだけが『ブレイブ・アンド・ボールド』の見どころではありません。大型コミックイベントのコミコンのようにアーティストと間近で接するのも見逃せないポイント。
例えばコミッションはアーティストに料金を払うことでお望みのキャラクターを書いてもらうことが出来ます。今回は伝説のアーティスト、マイケル・ゴールデンの参加もあってコミッションは超激戦! 他にも数々の名アーティストにコミッションを頼むことができました。
マイケル・ゴールデンのコミッション
会場でのコミッションだけでなく、事前受付のコミッションも大丈夫!
ブースではアーティストがリアルタイムでコミッションに取り組む様子も鑑賞もできるのだ!
HIPPOのMrミラクル&ビッグバルダ
キャラクター単体だけでなく、複数のキャラクターのコミッションも対応していて、追加料金でお好みのタッグやチームを描いてもらえます!こちらはアメコミ界屈指の名夫婦Mr.ミラクルとビッグバルダ。ジャスティスリーグ・インターナショナルのメンバーでもありました。元CIAという異色の経歴を持つ昨今頭角を表したトム・キングが新たな物語を担当するのもあって、イチオシです。
デリック・チョウのシリ
コミックだけでなくゲームのキャラも自分だけの絵をゲットできます。こちらはデリック・チョウが描いた名作ゲーム『Witcher3』のシリ。一周目は何故かヒロイン二人にフられましたがシリが家に居着いてくれるENDでした、やったぜ!
グッズにサインだって貰えるぞ!
ステファニー・ハンスのバットマン誌サイン

デリック・チョウのサイン
コミッションもいいですが、財布に余裕が無いという方もいると思われます。そんな時はグッズやコミックにサインを書いてもらったりしましょう!私も前回は何も持っていかず、他の人がサインを貰っているのを悔しい思いで見ていましたが、今回は学習してきちんと準備しておきました。所有する名作にアーティストのサインがあるというのは計り知れない充実感です!
前年から大幅にパワーアップした『ブレイブ・アンド・ボールド Vol.2』。わからないことがあったら詳しいスタッフが親切に教えてくれますし、各アーティストには通訳が付いています。事前ではなく、会場でコミッションを申し込む場合は早い内に向かわないと打ち切られてしまうのでご注意を。
『ブレイブ&ボールド』公式サイト:http://braveandboldart.com/
※使用した画像はすべてイベントスタッフの許可を得ています