会員登録

Search

ジョシュ・ブローリンとジョシュ・ブローリンが対談、『アベンジャーズ』サノスなどキャリアを振り返る

Variety
https://youtu.be/TxZoZK7-TQE

俳優ジョシュ・ブローリンが、米Varietyが主催する俳優同士のトーク企画「Actors on Actors」に出演し、対談相手であるジョシュ・ブローリンにこれまでのキャリアを振り返った。

何の冗談だと思った方もいるだろう。しかし、ジョシュ・ブローリンがジョシュ・ブローリンと対談したというのは、(一応)本当のことである。この珍事が起きた経緯は、動画内冒頭のテロップで説明されている。

「本シーズンの『Actors on Actors』で、我々はマーベル・シネマティック・ユニバースの共演者であるジョシュ・ブローリンとジェレミー・レナーをペアリングさせようと試みていました。

残念ながら、撮影直前でジェレミーの参加が困難になりました。

そのため、解決策を模索していたところ、ジョシュが彼自身をインタビューすることになりました。」

急遽「ブローリン・オン・ブローリン」となった企画でブローリンはなんと、お得意の指パッチンで帽子ブローリンを召喚。帽子ブローリンは「ちょっと緊張してます。でもご一緒できて光栄です。あなたの大ファンで」と会話を切り出し、なんだか照れくさそうだ。これにブローリンは「ありがとね」とクールに返事すると、帽子ブローリンは「ちょっとあなたのこと見つめてもいいですか?」と問いかける。ブローリンはちょっぴりきまずそうに「もちろん。見つめていいよ。僕の目を見なさい」と答え、謎の時間が流れる。

無事イントロダクションを終えたブローリン2人の話題は俳優としてのキャリアに。「あなたの作品はあまり見たことがないんですけど……」と帽子ブローリンに伝えるブローリンだが、「あれは観ましたね。えーっと……『グーニーズ』だ!」と記憶を手繰り寄せると、それまでのクールな姿を崩し、笑顔で「あれはスゴく良かったよ!」と相手を褒める。これに帽子ブローリンもノリノリで拍手。その場の空気も徐々に温まってきたようだ。

その後もファンへの対応や娘との仕事などについて真剣に熱く語らうブローリンと帽子ブローリン。後半では、『アベンジャーズ』シリーズで演じたサノスの振り返りタイムが訪れた。「あまりにもたくさんの人を消してしまったから、結局二部作になってしまったんですよ」と話すブローリンに、「スゴいことですよ(crazy)」と小刻みに頷く帽子ブローリン。名前から容姿、キャリアまで同じなだけあって共感できるところも多いのだろう。

しかし、対談開始から11分を過ぎたあたりでダレてきたのか、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)について振り返る帽子ブローリンを前に、ブローリンがいびき。これを境に険悪な空気が流れ始め、帽子ブローリンが「これ続けた方がいい?」とスタッフに訊ねると、再起動したブローリンが「今日はありがとう。また会えたら嬉しいです」と急にお開き。終いには、始め同様に指パッチンで帽子ブローリンを消してしまった。

と、ここまでブローリン同士の対談を見てきたが、実際のところレナーの直前キャンセルに現場スタッフは相当ヒヤヒヤしたことだろう。建前上、テロップでは「ジョシュが彼自身をインタビューすることになりました」とされているが、突然のハプニングに快く対応したであろうブローリンのプロフェッショナルぶりには脱帽だ。

ちなみに、出演が叶わなかったレナーだが、スケジュールが再調整されるかどうかは不明。もし再出演の目処が立った際にレナーが対談する相手は……それはもちろんジェレミー・レナーだろう。

あわせて読みたい

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly