「ストレンジャー・シングス」スピンオフ、イレブン役が再演オファー1200万ドルを断ったという噂はデマ ─ 脚本家チームが否定

英タブロイド・Daily Mailの記事を発端に、「ストレンジャー・シングス」イレブン役のミリー・ボビー・ブラウンについてある噂が流れた。その内容は、ブラウンが「ストレンジャー・シングス」スピンオフでの再演を1,200万ドル(約15億7,666万円)でオファーされたものの、別の役に挑戦したいから断った、というもの。しかし同作の脚本家チームによると、この噂は全くの事実無根のようだ。
Daily Mailが当該記事をツイートした翌日、「ストレンジャー・シングス」脚本家チームのTwitterは返信する形で、「この記事に何ひとつ真実はない」とキッパリ否定。「なぜこの噂を否定し続けなきゃいけないのか分からないけど、君たちはどうぞクリック数を稼いで!」と皮肉を込めた一文を添えた。これに対してリプライ欄のファンたちは、「驚きはない」「Daily Mailだからね」などと、ソース元に対して呆れた様子を見せている。
Yeah there’s nothing in this article that is true. Don’t know why we have to keep debunking this rumor but get those clicks you guys!!
— stranger writers (@strangerwriters) March 22, 2023
「ストレンジャー・シングス」のスピンオフ作品は実際に始動しているが、クリエイターのマット&ロス・ダファーの考えを聞く限り、イレブンに焦点を当てることはなさそうだ。以前インタビューにて、次のように語っていた。「後に続くものではありません……イレブンのスピンオフがあるとか、スティーブとダスティンのスピンオフがあるとか、別のナンバーになるとか、そんな噂を読んだことがあります。そういったものは、僕にとって面白くありません。僕たちはそのすべてを探求するために、何時間費やしたかわからないのですから。全く違いますよ」。ただし、スピンオフドラマではなく舞台版には、若きホッパー(デヴィッド・ハーパー)やジョイス(ウィノナ・ライダー)が登場する予定だ。
なお、ブラウンはすでに「ストレンジャー・シングス」以外の作品でも活躍しており、Netflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』シリーズでは主演・製作総指揮を兼任。今後は、ファンタジー・アクション映画『Damsel(原題)』やルッソ兄弟のSFアクション映画『The Electric State(原題)』といった大作が控えている。
▼ ミリー・ボビー・ブラウンの記事
Source:Variety