『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ドク役、「リック・アンド・モーティ」とのクロスオーバーにアイデア「4人が揃ったら」

SF映画の金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役でおなじみ、俳優のクリストファー・ロイドが、アニメ「リック・アンド・モーティ」(2013-)とのクロスオーバーに意欲的だ。米Illuminerdiとの取材で、アイデアを語っている。
「リック・アンド・モーティ」は、天才老科学者リックと14歳の孫モーティがパラレルワールドを行き来する冒険ストーリー。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のパロディアニメとして人気を博しており、現在はシーズン5まで製作されている。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作の完結から35年を迎えてなお、作品の公式イベントに顔を出したり、さらにはドクを再演したりと、映画ファンにとっては今も近い存在のロイド。御年83歳となるが、2021年公開作『Mr.ノーバディ』では豪快にショットガンを撃ち込むお爺さん役を演じるなど、衰え知らずの現役俳優だ。そんなロイド、「リック・アンド・モーティ」とのクロスオーバーでは、何に挑戦したいのだろうか。
「もしリックとモーティが宇宙のどこかにいて、偶然ドクとマーティにばったり遭遇でもしたら……?と思ったんです。そしたら、良いストーリーになるかもしれないって。そこからどう展開させるのかということですけど、あの4人のキャラクターが揃ったら楽しそうですし、良いものが書けると思うんです。」
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作は地球上で展開されていったが、このたびロイドが提案しているのは舞台を宇宙空間にした宇宙映画だ。よりSF色の強い作風が期待できそうなアイデアである。
ロイドといえば、2021年9月上旬に「リック・アンド・モーティ」の実写版プロモーション映像でリック役を演じたことが大きな話題となった。クロスオーバーが本当に実現した時、ロイドはドクとリックの一人二役を担うのだろうか。その場合は、ロイドによる生真面目なドクと酔っぱらいのリック、2人の絡みが見ものだろう。
Source: Illuminerdi