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セバスチャン・スタン『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でバッキー役を「再発見」 ― キャプテン・アメリカとの関係は

映画『キャプテン・アメリカ』シリーズでバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役を演じてきたセバスチャン・スタンが、最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』における自身の変化を語った。

注意

この記事には、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のネタバレが含まれています。

バッキー・バーンズ、新展開の予感

2018年2月に開催されたWizard World St. Louisに登場したセバスチャンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)以来の出演となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での演技についてこのように振り返っている。

「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を含め、この数作品ではバッキーの再発見を楽しんでいます。だって彼は自分の道を進みはじめた途端、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)で急に変化したんですから。まるで違う状況だったんですよ。
だから、今は少しだけ過去に戻ってみて、初期の映画で見つけたものとは別の何かを探して、それをちょっと加えてみて、そうやって今現在の居場所を見つけているんです。楽しいですよ。」

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のラストで、バッキーは自身の洗脳が解けるまで、ワカンダ王国にて冷凍睡眠に入っている。ついに眠りから覚めて活躍することになる本作で、きっとスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)との関係は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)を彷彿とさせるものに変化するのではないだろうか。

また注目したいのは、『ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー』でバッキーを描いてきたアンソニー&ジョー・ルッソ監督が、彼の物語をどんな方向に進めるのかということである。ソー役のクリス・ヘムズワースは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)での変化を皮切りに、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもキャラクターが「また進化する」と語っていた。マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成となる本作では、冒険と戦いの総決算のみならず、ヒーローたちの新たな変化にも期待したいところだ。

ちなみに2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』でクリスが出演契約を満了したのに対して、セバスチャンはその後も4作品に出演する契約とみられる。洗脳と冷凍睡眠から目覚めたバッキー・バーンズの旅は、まだまだこれからなのかもしれない……。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source: http://comicbook.com/marvel/2018/02/10/avengers-infinity-war-sebastian-stan-buck-barnes/

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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