伊坂幸太郎『マリアビートル』ハリウッド版に『ジョーカー』ザジー・ビーツ出演決定

数々の映画化作品を持つ小説家・伊坂幸太郎の『マリアビートル』をハリウッドで実写化する『Bullet Train(原題)』に、『デッドプール2』(2018)『ジョーカー』(2019)などのザジー・ビーツが出演することがわかった。米Deadlineが報じた。
伊坂幸太郎の『マリアビートル』は、東北新幹線を舞台に、乗り合わせた殺し屋たちの任務や思惑が交錯するスリラー作品。物語は『グラスホッパー』と地続きになっている。
ザジー・ビーツの演じる役人は不明。原作『マリアビートル』に登場する主な女性キャラクターには、運のない殺し屋の「天道虫」七尾に電話で指示を送る真莉亜がいる。
この度の映画版では、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)『デッドプール2』(2018)などのアクション映画で知られるデヴィッド・リーチが監督を、プロデューサーは、『イコライザー』シリーズや『マグニフィセント・セブン』(2016)などの監督で知られるアントワーン・フークアや『アトミック・ブロンド』(2017)ケリー・マーコミックらが務める。
主演にはブラッド・ピットが決定済みで、ほか日系俳優のアンドリュー・コージが出演することも分かっている。また、『キスから始まるものがたり』シリーズのジョーイ・キングも参加するほか、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)や『TENET テネット』(2020)アーロン・テイラー=ジョンソンも出演する。
ザジー・ビーツは1991年生まれ。『デッドプール2』や『ジョーカー』で重要な役を演じているほか、ドラマ「アトランタ」(2016-)出演でも人気を博している。
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Source:Deadline