スティーブン・スピルバーグ監督、『ブリット』スティーブ・マックイーン演じた主人公の映画を企画中 ─ リメイクではなくオリジナルストーリーに

スティーブン・スピルバーグ監督が、『ブリット』(1968)のメインキャラクターであるフランク・ブリット警部補を主人公とした映画企画を進めていることが明らかになった。スタジオはワーナー・ブラザース。Deadlineが報じている。
『ブリット』はスティーブ・マックィーンが主演を務めた映画。カーチェイスシーンが見どころの同作では、マックィーンふんするブリット警部補がある事件の証言者の護衛を命じられる。マフィア組員のひとりだったその男は、何者かに射殺されてしまう。ブリット警部補は事件の真実を求めて捜査にあたっていく。
本企画は、このブリット警部補を主人公とした映画で、報道によるとリメイクではなくオリジナルストーリーになるとのこと。スティーブン・スピルバーグは監督のほか、『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)などのクリスティ・マコスコ・クリーガーと共に製作を兼任。製作総指揮には、スティーブの息子と孫娘、チャド・マックイーン&モリー・マックイーンが名を連ねている。
現時点で脚本は存在しないが、ジョシュ・シンガーが執筆予定と伝えられている。『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)をはじめ、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2018)などで知られる脚本家だ。
ちなみにスティーブン・スピルバーグは次回作として、『The Fabelmans(原題)』が待機中。スピルバーグの自伝的映画で、アリゾナ州を舞台に、自らの幼少時代を基にした物語が描かれる。ポストプロダクション(撮影後作業)の最中で、2022年11月23日に米国公開予定だ。
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Source:Deadline