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オースティン・バトラー、溶かしたハーゲンダッツ飲んで増量 ─「ライアン・ゴズリングもコレやったらしいから」

Austin Butler by Toglenn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Austin_Butler_2019_by_Glenn_Francis.jpg | Häagen-Dazs by Gtx5841 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:H%C3%A4agen-Dazs_.jpg

多くのスター俳優たちは演じる役柄に合わせて大幅に増量したり、減量したり、日夜肉体改造に励んでいる。『エルヴィス』(2022)でキング・オブ・ロックンロールことエルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーも壮絶なチャレンジに挑んでいたようだ。米Varietyにて明かしている。

ミシシッピ州の貧しい家庭に生まれたエルヴィスがスターダムを駆け上がる様を描いた映画『エルヴィス』。ゴールデングローブ賞のドラマ部門で主演男優賞を受賞し、アカデミー賞での主演男優賞受賞にも大きく期待がかかるバトラーは、撮影に入る前にエージェントから「製作陣はあなたが晩年のエルヴィスを演じられるか分かっていないので、体重を増やした方がいい」とアドバイスを受けていたそうだ。そこでバトラーはある俳優の先例にならうことにしたと言う。

「ライアン・ゴズリングが『ラブリー・ボーン』でハーゲンダッツのアイスクリームを電子レンジでとかして飲んでいたと聞いたんです。だから僕もそれをやることにしました。あとはドーナッツを2ダース買ってきて全部食べました。そうしたら数ポンド増量しました。最初の1週間は楽しかったんですけど、その後自分が怖くなりました。」

『ラブリー・ボーン』(2009)はピーター・ジャクソン監督、シアーシャ・ローナン主演のミステリー映画で、父親のジャック役をマーク・ウォールバーグが演じているが、実は当初ゴズリングが配役されており、制作方向性の相違により降板したという経緯がある。作品に登場はしなかったものの、ゴズリングが採用していた増量法をバトラーも踏襲したのだ。エルヴィス本人も大の甘党だったことはよく知られているが、バトラーが演じた、鬼気迫る晩年のエルヴィスの裏にもとてつもない量の砂糖があったようだ。

バトラーは次回作となるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編映画『Dune: Part Two(原題)』でも海軍仕込みの厳しいトレーニングをこなしていた。役作りにかける熱量の高さは作品を大きくドライブしていくことだろう。

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Source:Variety

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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