『ハリー・ポッター』バタービールを簡単レシピで作ってみた

『ハリー・ポッター』の世界に登場する架空の飲み物、バタービール。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)パーク内でも販売されているから、飲んだことがあるという方も多いだろう。
シュワシュワした黄金色の液体の上に、ふわふわの泡が乗っていて、見た目はまさにビールそのもの。しかし、「バター」と名にある通り甘くて、アルコールも含まれていないので子どもでも飲むことができる。原作では、体が温まるホットドリンクとして登場するが、USJでは冷たいドリンクとして親しまれている。
そんな憧れのバタービールを自宅で気軽に再現して、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)劇中のハーマイオニーみたいに、泡のヒゲをつくりながら映画鑑賞を楽しめないものだろうか?そこで、THE RIVER編集部でバタービールの簡単な再現にトライしてみた。
調べてみると、どうやらバタービールに明確なレシピはない様子。海外のレシピではクリームソーダをベースに、バニラアイスクリームや生クリームで再現した泡を乗せるスタイルが多く紹介されていて、仕上げにバタースコッチシロップをかけるレシピも多い。
「クリームソーダ」と聞くと、日本ではレトロな喫茶店で出てくるような、メロンソーダにアイスクリームを浮かべてチェリーを添えたメニューを想像するだろう。海外では、サイダーにアイスクリームを混ぜたものを広義にCream Sodaと言うみたい。
でも、ビール色に近い炭酸飲料ということであれば、ジンジャーエールで事足りるのでは?というわけで、今回は「ジンジャーエールに甘い泡に見立てたものを浮かべる」というシンプルな再現を試みることに。ちょっぴり手間が掛かりそうな生クリームも使わず、最小限の手間で出来るレシピを目指した。用意した材料は以下の通りだ。
簡単バタービールの材料(1杯分)
- ジンジャーエール:コップ1杯分
- バニラアイスクリーム:100g
- バター:一かけ(10〜15gくらい)
- (お好みで)ウィスキー、ジン、ラムなどのアルコール
簡単バタービールの作り方
まずはボウルにバニラアイスクリームとバターを入れて、電子レンジで溶けるまで温める。
液状になったら、かき混ぜよう。ふわふわにするために小型の泡立て器を使用したが、正直言って効果があったかは分からない。
よく混ざったらそのまま冷凍庫に。1時間ほど冷やすと、とろっとした泡のように固まっていた。
あとは、冷やしたグラスに注いだジンジャーエールの上に乗せるだけ。
不思議なことに、クリームを乗せるとまるで魔法のようにもくもくと泡になった。見た目はまさにビールそのもの。結構うまくいったかも!
簡単バタービールのお味は?
ジンジャーエールのキリっとした味が、まろやかに甘いクリームと良いコントラストになって美味しい!USJのバタービールさながらに、泡のヒゲもちゃんとできる。最小限の材料で、美味しいバタービールが再現できた。
お好みでジンジャーエールにウィスキーやジン、ラムなどのアルコールをちょっぴり入れても、美味しくほろ酔いになれそう。泡の上にはシナモンパウダーをふりかけてもきっとオシャレになりそうだ。
簡単バタービールの反省点
気軽に美味しいバタービールが出来たと喜んでいた編集部一同だったが、思わぬ欠点が。完成してしばらく(5〜10分ほど)すると、上部のクリームが溶けてしまったのか、重みで沈んでしまったのか、ジンジャーエールと完全に混じってしまい、もはやビールらしい見た目を失ってしまったのだ。
ジンジャーエールとクリームが完全に同化すると味もぼやけてしまい、あまり美味しくなくなってしまった。ジンジャーエールに乗せるクリームの量をもうちょっと少なくしておけば、まだ何とかなったのかもしれない……。いずれにせよ、ご紹介した簡単レシピで作ったバタービールは、なるべく早めに、美味しいうちに飲み切ることをオススメしたい。
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