傑作ホラー『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』がドラマ化 ─ ライオンズゲートの新動画配信サービスにて

森に入った若者たちの悲劇を描くホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)がテレビドラマとして復活するようだ。映画会社ライオンズゲートが新たに手掛ける動画ストリーミングサービス「スタジオL」が今後展開を予定している作品のひとつとして『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を挙げたことにより明らかになった。米国時間2018年2月22日、Deadlineが報じている。
1999年に公開された『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は、森でドキュメンタリー映画の撮影をしていた学生が、想像を絶する恐怖に次々と見舞われるストーリー。彼らが残したフィルムが1年後に発見され、映画はそのフィルムを編集した…という設定で、ファウンド・フッテージ形式の作品の先駆けとなった。同作は超低予算ながら全世界で大ヒットを飛ばし、2000年には続編『ブレアウィッチ2』が、2016年には第3作『ブレア・ウィッチ』が公開されている。
この人気映画シリーズがテレビドラマ化されるという噂は以前から存在していた。監督のエドゥアルド・サンチェスは2017年10月、オリジナル版の制作陣で『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をテレビドラマ化することについては「自然な流れ」とコメントしており、もし製作するのであればアンソロジー形式が面白いのではないかと発言しているのである。この度の報道で『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のテレビドラマ化について触れられているのは一文のみで、具体的な製作日程やキャスト、スタッフ情報には触れられていない。
近年では『死霊のはらわた』『スクリーム』といった往年の名作ホラー映画が続々とテレビドラマ化され、いずれも人気を博している。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』もまた、人気ドラマの仲間入りを果たすこととなりそうだ。
なお動画ストリーミングサービス「スタジオL」は、米メディアSyfy Wireによれば間もなくローンチ予定とのこと。成人を迎えた女性を描く『ザ・オナー・リスト(原題:The Honor List)』や、コメディ映画『モスト・ライクリー・トゥ・マーダー(原題:Most Likely To Murder)』など複数の作品をリリース予定。
(文:まだい)
Source: https://deadline.com/2018/02/lionsgate-studio-l-most-likely-to-murder-the-honor-list-1202298910/
http://www.slashfilm.com/a-blair-witch-tv-series-is-possibly-in-the-works/
http://www.syfy.com/syfywire/blair-witch-tv-series-reportedly-in-the-works-for-new-lionsgate-streaming-service
Eyecatch Image:Adam Moralee