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『ザ・フラッシュ』スーパーガール役サッシャ・カジェの次作が撮了、ラテン系姉妹と父親の関係を描く

Sasha Calle サッシャ・カジェ
Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

現行DCユニバースの集大成となる映画『ザ・フラッシュ』で全く新しいスーパーガール/カーラ・ゾー゠エル役を好演したサッシャ・カジェが、次作となるインディ映画『In The Summers(原題)』の撮影を終えたことがわかった。米Deadlineが報じている。

ニューメキシコ州で撮影されたという本作は、ラテン系の姉妹であるヴィオレタとエヴァが、愛情深くも無鉄砲な父ヴィセンテを毎夏に訪ねる物語。父親は不思議な世界を造り上げるが、その楽しさの裏で闘っていた依存症が次第に魔法を蝕み始め、最後には心が張り裂けるような悲劇に至る。ヴィセンテは過去を取り戻そうとするが、容易に傷は癒えない──。

カジェはエヴァ役を演じ、ヴィオレタ役で「WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~」(2022)のリオ・メヒエル、ヴィセンテ役で本作がスクリーンデビューとなるペレズ・ジョグラーが出演。イェニー役で『イン・ザ・ハイツ』(2020)のレスリー・グレイス、カルメン役で「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」シーズン1のエマ・ラモス、カミラ役で「シカゴ P.D.」シーズン10のシャーリーン・クルス、ナタリア役で「Boytalk(原題)」(2023)のインディゴ・モンテスもキャストに名を連ねる。

監督・脚本を務めるのは、本作が長編映画デビューとなるアレッサンドラ・ラコラッザ。これまでに短編映画『Mami(原題)』『Til the Crying Fades(原題)』などを手がけた新鋭だ。Exile Content StudioとCandle Media Company、 Lexicon Development、1868 Studios、LUZ Filmsが共同で製作を担う。プロデューサーとして、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)のアレクサンダー・ディネラリス・Jr.、『 Idyll(原題)』(2019)のリネット・コールらが参加する。

Exile Content Studioの責任者であるナンド・ヴィラは、「アレッサンドラは先見の明のある映画作家であり、『In The Summers』の彼女の脚本は、ラテン系のメッセージと豊かで多様な物語を伝えるコンテンツを製作するという、Exileの使命に深く訴えかけています」と述べている。

なお、『ザ・フラッシュ』でスーパーガールを演じたガジェが、将来的にDCユニバースに再登場するかどうか定かではないが、今後についてDCスタジオと面談し、再演を熱望していると語っていた。

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Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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