『シャン・チー』シム・リウ&オークワフィナとジョン・シナがアクション・コメディで共演 ─ 賞金かけて日没までにターゲットを殺せ

マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)で共演したシム・リウ&オークワフィナと、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2020)や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)などで知られるジョン・シナが、Amazon製作のアクション・コメディ映画『Grand Death Lotto(原題)』でタッグを組むことが明らかとなった。米Varietyなどが報じている。
本作の舞台は、経済的にひっ迫したカリフォルニア州で、「グランド・ロタリー」と呼ばれる大会が設立された近未来。ところがこの大会には、「日没前に当選者を殺せば合法的に賞金を受け取れる」という恐ろしいルールがあった……。ロサンゼルスに引っ越したばかりのケイティ(オークワフィナ)は、偶然にも当選チケットを手にしていることに気づき、当選者を保護する素人のノエル(ジョン・シナ)と力を合わせ、数十億ドルの賞金を獲得するために日没までに間に合わせなければならなくなる。その間に2人は、ノエルの仕事のライバルであるルイ・ルイス(シム・リウ)にも対処しなければならず、ルイスも高額な保護手数料を手にするために、日没までにケイティを捕えようとする──。
オークワフィナがケイティ役を演じ、ノエル役にジョン・シナ、ルイ・ルイス役にシム・リウがキャスティングされている。監督を務めるのは、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011)、リブート版『ゴーストバスターズ』(2016)などでメガホンを取り、コメディ作品を得意とするポール・フェイグ。脚本には、『Rambo: The Video Game』や『The Twilight Zone VR』など、数多くのビデオゲームに参加したロブ・イェスコムが就任している。
フェイグ監督は新プロジェクトについて、「僕はアクションコメディと過激な肉体派コメディが大好きで、この映画にはその両方と同様に温かさと笑いも満載です。このロトは、私たち全員を勝者にしてくれるでしょう」と意気込みを語った。
AmazonとMGMスタジオの責任者であるジェニファー・サルケは、「『Grand Death Lotto』は観客が切望していたオリジナルのアイデアであり、その舵取りには無限の才能を誇るポール・フェイグ以外はあり得ません。ジョン・シナとオークワフィナ、シム・リウが世界中のプライムビデオの視聴者のために、この楽しくてアクション満載の脚本に命を吹き込む姿を目にするのが待ちきれません」と述べている。
シム・リウとオークワフィナ、ジョン・シナ、ポール・フェイグ監督という強力な布陣となった『Grand Death Lotto(原題)』の配信開始日は未定。世界240以上の国と地域で、Amazon Primeにて配信される予定だ。
Source:Variety