「デアデビル」チャーリー・コックス、継続求める署名活動に参加していた ─ 「どんな形であれ、引き続き演じたい」

Netflixドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)でマット・マードック/デアデビルを演じたチャーリー・コックスが、シリーズ継続を求める署名活動「#SaveDaredevil」に参加していたことを明かした。米The Playlistが報じている。
署名に参加
最新シーズンが高評価を受けていたにも関わらず、突然終了が発表された「デアデビル」には多くの製作継続を求める声が挙がった。その結果、継続を求めるファンの署名活動が開始。チャーリーやキングピン役のヴィンセント・ドノフリオが注目したことから世界中で話題となり、2019年1月24日現時点で21万人以上が署名するムーブメントになっている。
「少し驚きましたし、本当にショックを受けました。シーズン3が成功した後だったので、まだ続くと思っていたんです」と終了を悲しんでいたコックスも、署名活動について母親から伝えられ、娘を通じて自身も署名していたという。
「自分のEメールを登録することに少し抵抗があったんです。テクノロジーに精通している訳ではないし、突然Eメール情報をオンラインに出したくなかったので。(情報が)表に出るのかよくわからないですけど。でも、2歳の娘に偽メールを作って、それで彼女にサインしてもらいました(笑)。」
偽メールを作ってまで署名活動に参加したことからは、いかにコックスが本作の存続を望んでいることが伝わるだろう。
「Disney+」で復活したら、「もちろん演じたい」
主演も継続を望み、非常に高評価を受けていた本シリーズは、なぜ終了したのか。ファンの間で囁かれているのは、マーベルの親会社であるディズニーが自社のストリーミング・サービス「Disney+」を開始することが背景と見る考えである。(あくまで真偽は不明。)
マーベル・コミックを原作とするNetflixドラマは、「デアデビル」だけでなく、「Marvel ルーク・ケイジ」(2016-2018)と「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)の製作終了も相次いで報じられた。ただ、これらの作品の終了報道には、各キャラクターの再登場が早くも示唆されているという共通点があるのだ。そのため、「もしやDisney+に移籍するのでは」、「シリーズがリブートされるのでは」といった声がファンから挙がっている。
コックスも「Disney+」にまつわる報道には目を通した模様。「舞台裏の政治については詳しくない」としながら、自身の想いを吐露した。
「その情報のどこまでが真実かは分かりませんし、個人的にはアテにしていません。ビジネスはビジネス。もちろん、非常に悲しいですし、将来何か起きてドラマを続けられないかなと願っています。でも、分からないことをアテにするわけにはいきませんね。」
続けて、「Disney+」など何らかの形で本作が復活して欲しいかと尋ねられると、「もちろん、そうなったら嬉しいです。あのキャラクターを引き続き演じていきたいです」と語り、どんな形であれ続行したい旨を再表明した。
「夢のような仕事だったんです。素晴らしい経験でしたので、映画であれ、違うシリーズであれ、あのキャラクターを引き続き演じられるのであれば嬉しいです。僕にはただ願うことしかできません。諦めたくないので、もうこのことについて考えられないって感じです。」
コックスとファンの声が、製作陣に届くことを願うばかりである。
Source: The Playlist