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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』フュリオサ役シャーリーズ・セロン、『エイリアン』リプリー役シガニー・ウィーバーに影響を受けていた

マッドマックス 怒りのデス・ロード
© LFI/Photoshot 写真:ゼータ イメージ

マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2016)のシャーリーズ・セロンフュリオサを演じる上で、『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバーが扮した主人公リプリーに影響を受けていたのだという。ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン」のオンライン版「Comic-Con@Home」にて、本人が明かしている。

フュリオサは、荒廃した世界を恐怖と暴力で支配するイモータン・ジョーに反旗を翻し、逃走計画を実行する丸刈り頭&義手の最強女戦士。圧倒的な存在感で世界中を虜にした人気キャラクターだ。一方、リプリーはエイリアンと勇敢に戦った宇宙航海士。映画史において、“勇敢に戦う女性像”を世間に定着させたキャラクターの一人と言っても過言ではない。そんな先駆者として崇拝されるリプリー役のウィーバーと重ねながら、セロンはフュリオサを演じたことについて振り返っている。

「フュリオサは今まで演じてきた中で、最も重要な役の一つです。最初から可能性に満ち溢れた役であることは認識していたので、必死に食らい付きました。今までにない機会になると確信していましたよ。それで、女性キャラクターを表現する上で……最も近い印象を受けたのは、シガニー・ウィーバーがリプリー役を演じる姿を初めて見た時ですかね。

あの時、私の中で全てが変わりました。世界が開いて、可能性は無限に存在すると感じさせられましたよ。計り知れない知性が役に与えられていました。完全に自分自身の役としていましたよ。その姿は強制されていたようにも、脚本に準じていたようにも、演技していたようにも見えませんでした。まるで、その世界で本当に生きているかのようにさえ感じさせられましたよ。」

加えて、セロンは「単なる登場人物として見られなかったのは、フュリオサが初めてのことでした」と語っている。「これ以上ない程に私にとって身近な存在に感じましたね。[中略]リプリーが女優、女性として私に影響を与えてくれたことに、少しでも応えられたのであれば、私は心から誇りに思います」

もっとも、若き日のフュリオサを描くスピンオフ映画にセロンは続投しない見込みだ。「この事実を受け入れるのは辛い」としながらも、セロンは以前、ジョージ・ミラー監督に賛辞を送っている。「私はジョージを尊敬しています。彼は素晴らしい監督ですし、私は心から彼の成功を祈っていますよ。今回のような選択を下さなければならないと、ジョージ自身が判断したのであれば、私は彼を信じますよ」。

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Source: Yahoo Movie UKComic-Con@Home

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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