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ジェシカ・チャステイン、『ドクター・ストレンジ』ヒロイン役を断っていた ─ 「彼女はスーパーヒーローになりたかった」

Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19544181630/ Remixed by THE RIVER

『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)などで知られる女優ジェシカ・チャステインが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の出演オファーを断っていたという。脚本を務めたC・ロバート・カーギルが、ポッドキャスト「Junkfood Cinema」にて明かしている。

ジェシカが断った役は、レイチェル・マクアダムスが演じた、ストレンジが唯一心を許せる相手で救命救急医のクリスティーン・パーマー。コミックでは看護師の設定で、ヒーローたちの治療を行う白衣の天使たち「ナイト・ナース」の名を持つ三人の女性キャラクターの一人だ。ジェシカへのオファー当時について、カーギルが以下のように語っている。

「スコット(・デリクソン監督)が、ジェシカ・チャステインに出演オファーをしたんですけど、“このプロジェクトは本当に素晴らしいと思いますよ。もちろんやってみたいです。だけどマーベル映画に出演して、マーベルのキャラクターになれるチャンスは一度きりしかありませんよね。私はバレエを習っているし、とにかくマントを羽織りたいんです”と言われてしまいました。今までで最もクールな断られ方でしたよ。彼女はマーベル映画に出たいとは思っていたけれど、スーパーヒーローになりたかったんです。イカした医者のナイト・ナースじゃなくて。」

カーギルは「多くの女優が、男優と同じくスーパーヒーローになりたいと思っているんですよ」とも話しているが、まさにジェシカもその一人だったというわけだ。なおジェシカは、マーベル映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019)でヴィラン役として出演。ただし同作はMCU作品ではないため、今後はMCU入りの可能性も十分に残されている。いつの日か、ジェシカがマントを羽織り、悪と対峙する姿が見られるか。

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Sources: Junkfood Cinema, Cinema Blend

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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