ウォーマシンは次期アイアンマンになるか?ドン・チードル「誰もトニー・スタークの代わりにはなれない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では徐々に世代交代と任務の引継ぎが進みつつあり、キャプテン・アメリカについては、ファルコン/サム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)がキャップの盾を受け継いだ。その例に倣い、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズも次期アイアンマンとして活躍することになるのだろうか?
米ExtraTVのインタビューで質問されたチードルが、「その発想を初めて聞きましたよ。だからノーコメントですね」と口を閉ざしながらも、こう反応している。
「どうでしょうね。つまり、ローディはローディなんです。他の誰かが、真にトニー・スタークやアイアンマンの代わりにはなれないだろうし、彼は誰よりもその任務を上手くやってのけたと思います。ですが(『アーマー・ウォーズ』では)、ローディが何を望んでいて彼が何者なのか、MCUという大きな舞台における彼の位置づけはどうなるのか、もっと多くのことを知ることになるでしょう。」
さらにチードルは、「アーマー・ウォーズ」については詳細を話せないと言いつつも、「彼にはMCUに未来があることは分かっています」と付け加えている。その発言によると、ウォーマシンが次期アイアンマンとはならずとも、MCUで重要な役割を担っていくものと考えられそうだ。
ドラマ「アーマー・ウォーズ」はトニー・スターク亡き世界を舞台に、アイアンマン/トニー・スタークにとって最大の恐怖だった、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実となる物語。本シリーズは、その前にディズニープラスで配信開始予定のドラマ「シークレット・インベージョン(原題:Secret Invasion)」のラストから直結した形で物語がスタートするという。
なお、次期アイアンマン的なキャラクターとして、10代の天才発明家リリ・ウィリアムズの存在を忘れてはならない。コミックでは、2016年の『インヴィンシブル・アイアンマン』で初登場するや、アイアンマンを引退したトニー・スタークを継ぐ者として自ら開発したスーツに身を包み、“アイアンハート”の名で活躍する姿が描かれた。よって、新作ドラマ「アイアンハート(原題)」で、リリが“2代目アイアンマン”の座に就くのではないかと注目されている。
また、『スパイダーマン』3部作に主演したトム・ホランドは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)でピーターがトニーのマシンを使って新スーツをデザインするシーンにて、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.の動きを真似たと明かしている。
これまで、MCUとアベンジャーズの重鎮としてチームを牽引してきたアイアンマン/トニー・スターク亡き今、その意志を継ごうとするヒーローたちが存在するとは、なんとも心強いことではないだろうか。
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Source:ExtraTV