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リブート版映画『チャイルド・プレイ』新チャッキーのビジュアルが米国で公開される ― 撮影開始、主要出演者も発表

チャイルド・プレイ
Photo by Martin Thomas https://www.flickr.com/photos/martin_thomas/4086576058

人気ホラー映画シリーズ『チャイルド・プレイ』のリブートとなる映画『チャイルド・プレイ(邦題未定、原題:Child’s Play)』より、“新生”チャッキーのビジュアルが米国にて公開された。

「遊びたい? 君の友達はアップデートの最中だよ」という言葉が示唆しているように、以前から伝えられている情報によれば、リブート版『チャイルド・プレイ』のチャッキーはテクノロジーによって随時進化し、どんどん凶悪になっていく仕様なのだとか。公開されたビジュアルでは、よく知られたチャッキーの不気味さではなく、むしろなめらかな印象が強く残るが、これが劇中でどのように変化していくのかが見どころといえそうだ。

なお製作を担当する米MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)とオリオン・ピクチャーズは、2018年9月20日(米国時間)に本作の撮影を開始したことを正式に発表。期せずしてチャッキーの持ち主となる少年アンディ役には、『アナベル 死霊館の人形』(2014)や『ライト/オフ』(2016)など早くもホラー映画経験豊富なガブリエル・ベイトマンが起用された。アンディの母親役はドラマ「レギオン」(2017-)のオーブリー・プラザが演じるほか、ドラマ「アトランタ」(2016-)で注目され、話題作の公開が複数待機しているブライアン・タイリー・ヘンリーも主要キャストとして出演する。

リブート版『チャイルド・プレイ』監督として起用されたのは、長編デビュー作となったホラー映画『Polaroid(原題)』が公開待機中の新鋭ラース・クレヴバーグ。脚本はカルト映画『カン・フューリー』の続編を執筆したタイラー・バートン・スミスが担当した。プロデューサーは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のデヴィッド・カッツェンバーグ&セス・グレアム=スミスが務める。

なお、このたび『チャイルド・プレイ』はリブートされるものの、これまで続けられてきたシリーズは今後も継続される
『チャイルド・プレイ』シリーズは、1988年に第1作が公開されて以来、合計7作品が公開されてきた(2018年9月現在)が、リブート版を手がけるMGMが権利を保有しているのは第1作のみ。第2作~第7作は米ユニバーサル・ホーム・エンターテイメントが権利を保有しているため、既存のシリーズも新作が作られていくことになるという。
これに伴い、『チャイルド・プレイ』の生みの親であるドン・マンシーニ、プロデューサーのデビッド・カーシュナー、そしてチャッキーの声優を務めるブラッド・ドゥーリフはリブート版に参加していない

リブート版映画『チャイルド・プレイ(邦題未定、原題:Child’s Play)』の公開時期は不明

Sources: Orion Pictures, SR, ComicBook.com
Eyecatch Image: Photo by Martin Thomas

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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