クリス・パイン、『L.A.コンフィデンシャル』幻の続編企画への出演可能性があった ─「『スター・トレック』と選択を迫られた」

『スター・トレック』『ワンダーウーマン』シリーズなどのクリス・パインは、『L.A.コンフィデンシャル』幻の続編企画に出演する可能性があったのだという。
1997年に公開された『L.A.コンフィデンシャル』は、1950年代を舞台に、大量殺人事件の裏に仕組まれた陰謀に立ち向かう刑事たちを描くハードボイルドアクションだ。
クリス・パインといえば、2009年から始まった『スター・トレック』シリーズでジェームズ・T・カークとしてキャスティングされたことでブレイクした。もっとも、第1作目への出演を決めるとき、『L.A.コンフィデンシャル』続編企画の選択肢も存在していたようだ。米ポッドキャストにてクリスは、「『L.A.コンフィデンシャル』の続編をやるか、『スター・トレック』をやるかの選択を迫られていたんです」と当時を振り返っている。
そもそも、『L.A.コンフィデンシャル』続編とはどんな内容だったのか。それはジェイムズ・エルロイによる小説『L.A.四部作』の最終章、『ホワイト・ジャズ』を映画化するというもの。この映画化企画は、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(2006)『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010)などのジョー・カーナハンがメガホンをとり、ジョージ・クルーニー主演のもと進行していた。後にふたりは降板し、現状は頓挫したものと見られている。
クリスは、「“(ジョージ・クルーニーの役を)殺す風変わりな探偵役を演じてみたい”と姉に話した」と当初は続編企画に関心を寄せていたようだが、姉からの助言を受けて、『スター・トレック』でカーク役を演じてみたいと考えるようになったと説明している。
ちなみにクリスは現在、『スター・トレック BEYOND』(2016)につづくシリーズ第4作への復帰に向けて出演交渉中。クリスいわく脚本はまだ読めていないというが、「楽しみに待っています。このグループとチームを愛しています。この世界が大好きです。仕事に行くのが楽しみでなりません」と期待を寄せている。
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Source: The Playlist