クリス・パイン、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に参加できずも「喜んで断るでしょう」─『スパイダーバース』でピーター役の声優担当

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)ではマルチバースをテーマとした物語が描かれた。次元を超えて様々な登場人物たちが集結を果たしたわけだが、そこには参加できなかった人物もいた。それはマルチバースからスパイダーマンがアッセンブルしたアニメ映画、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)にてピーター・パーカー役の声を担当した俳優、クリス・パインだ。
この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。
本作では、ドクター・ストレンジの呪文により時空が歪み、ドクター・オクトパスやグリーンゴブリンをはじめとするヴィランたちのほか、それぞれトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが再演する形で、“ライミバース”と“ウェブバース”のスパイダーマンが登場。トム・ホランドふんするスパイダーマンとともにヴィランたちと戦うことになる。“3人のスパイダーマン”がアッセンブルしたわけだが、『スパイダーバース』の次元から登場した者はいない。
『スパイダーバース』にてクリス・パインは、ブロンドヘアのスパイダーマン/ピーター・パーカーの声を担当。マイルズ・モラレスと同じ次元に存在していたが、キングピンに殺されてしまう人物である。Yahoo Entertainmentのインタビューにてクリスは、『ノー・ウェイ・ホーム』に参加できなかったことについて、「あれはもうフルチームです」としながら、「その機会を喜んで断るでしょう」と話している。
トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、そしてトム・ホランド。それぞれ初代・2代目・3代目のスパイダーマン/ピーター・パーカーとして、『スパイダーマン』の実写映画を牽引してきた俳優たちだ。この完璧な布陣に入る隙など一切ないということだろう。
ちなみに、『スパイダーバース』には二部構成の続編が発表済み。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)(原題)』は、2022年10月7日に米国公開だ。
▼『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の記事
「大ヒット映画の主役は白人男性が多い」は本当か?そのカラクリは ─ 米研究 この結果、どう見るか 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『ノー・ウェイ・ホーム』金曜ロードショーで2週連続放送決定 みんなで観ようぜ 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あの感動シーンは幻になっていたかも?女神像バトルの別案アートが公開 予備用…? 『スパイダーマン』トム、トビー、アンドリューの3兄弟、今もグループチャットで近況報告しあっている ─ グルチャ名は「スパイダーボーイズ」 尊い スパイダーマンのイベント「スパイダーマン/スイング・イントゥ・ザ・マルチバース!」開催決定 ─ 等身大スパイダーマン登場、新作グッズ多数展開 『アクロス・ザ・スパイダーバース』記念
Source:Yahoo Entertainment