キャプテン・マーベル、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に繋がる重要設定が判明 ─ サミュエル・L・ジャクソンが発言

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の次回作、映画『キャプテン・マーベル』より、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)に繋がる重要設定が明かされた…かもしれない。撮影現場にて実施されたインタビューで、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが語った。
この記事には、映画『キャプテン・マーベル』のネタバレと捉えうる内容、および『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アントマン&ワスプ』のネタバレが含まれています。
キャプテン・マーベル、サノスとの対決の鍵に
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で、ヒーローたちはサノス相手に大敗を喫した。6つのインフィニティ・ストーンはすべてサノスの手に渡り、全宇宙の生命の半分はサノスの目論見通りに消滅。おなじみのヒーローたちも塵と消えてしまったのだ。では、ここからヒーローたちはいかに逆転するのか? その鍵を握るのは、やはり“MCU史上最強のヒーロー”であるキャプテン・マーベルのようだ。
インタビューでサミュエルは、キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルについて「まさしくマーベル・ユニバース最強のキャラクター」と発言。いまだ多くの明かされていない能力について、このように語っている。
「キャロル・ダンバースがキャプテン・マーベルになる、そしてブリー・ラーソンがその人物を演じるのは素晴らしいことですよ。(アベンジャーズは)いま、非常に、非常に厳しい状況に直面しています。『インフィニティ・ウォー』で観たようにね。つまり我々には、サノスと同じくらい強力な何かが必要なんです。そして私たちは、彼女がとても強力であることや、彼女の持っている能力をすべて知ることになる。彼女はマーベル・ユニバースにおいて、タイムトラベルを使える数少ない人物のひとりなんですよ。だから……」
聞き捨てならない。完全に聞き捨てならない。
残念ながらサミュエルの発言は――広報担当者に止められてしまったのだろうか――ここで終わっている。しかしこの言葉を信じるかぎり、キャプテン・マーベルはなんらかの方法によって時間を超えられるというわけだ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で消滅してしまったキャラクターを復活させる糸口はここにあるのかもしれない。
『アントマン&ワスプ』(2018)では量子世界に“時間の渦”が存在することが示唆されており、そこに閉ざされたスコット・ラング/アントマンが渦を通じて時間を超えるという展開を予感させた。しかしキャプテン・マーベルがタイムトラベルを駆使するのだとすれば、物語の可能性はそれどころではない。
では、キャプテン・マーベルはどうやって時間を旅するのか? そのヒントは、やはり量子世界にありそうだ。『アントマン』シリーズで科学面の監修を担当するスピロス・ミカラキス博士は、2017年5月、米Inverseのインタビューでこう発言していたのである。
「(MCUの)今後が楽しみですよ。数年のうちに、(量子世界に関する)いくつかのアイデアがいろんな方法でスクリーンに登場します。『アントマン』だけでなく、『キャプテン・マーベル』やマーベル・シネマティック・ユニバース全体にですね。」
映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)全国ロードショー。すべての真相は劇場で確かめよう。
『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html