ロバート・デ・ニーロの「映画詐欺コメディ」米予告編、トミー・リー・ジョーンズ&モーガン・フリーマン共演

名優ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンの豪華共演によるコメディ映画『The Comeback Trail(原題)』の米国版予告編が公開された。
1974年、ハリウッド。映画プロデューサーのマックス・バーバー(ロバート・デ・ニーロ)は、あるスター俳優が撮影現場で事故に遭ったことをきっかけに多額の借金を背負ってしまった。ギャングのレジー・フォンテイン(モーガン・フリーマン)に頼ったマックスだったが、もちろん借りた金は返さなければならない。そこでマックスが企んだのは、借金を返すための“偽映画づくり”。年老いた西部劇俳優であるデューク・モンタナ(トミー・リー・ジョーンズ)に多額の保険金をかけ、危険なスタントに挑戦させ、あわよくば死なせて保険金を手に入れようと画策するが……。
予告編はレジーがマックスに「お前は噓つきだ」と迫る場面から始まる。「嘘はついてない、誓うよ。いや…ちょっとだけ嘘をついた。だけど俺はプロデューサーだし、それが俺の仕事だから。君の金はちゃんと返す」「72時間やる、その後は殺すぞ」。今回の予告編は、デ・ニーロ&フリーマン&ジョーンズという三大名優がのびのびと見せるコメディ演技がたっぷりだ。「あいつぜんぜん死なないんだよ」「人殺しなんて難しくないだろう!」。ギャングとして電話口に怒鳴りまくるフリーマン、西部劇スターとして決めに決めながらもスタントシーンで笑わせるジョーンズ、振り回され狼狽するデ・ニーロ。大人向けの犯罪コメディであり、映画のバックステージ・コメディが登場だ。
そのほか出演者は、「Scrubs〜恋のお騒がせ病棟」(2001-2010)などのザック・ブラフ、『ジョンQ -最後の決断-』(2002)などの俳優兼コメディアンであるエディ・グリフィン、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)に続いて懐かしのハリウッドに登場するエミール・ハーシュ。脚本・監督は、『ミッドナイト・ラン』(1988)『バッドボーイズ』(1995)脚本家のジョージ・ギャロが務めた。
映画『The Comeback Trail(原題)』は2020年11月13日に米国公開予定。