『アベンジャーズ』ルッソ監督&ドナルド・グローバーの原点、名作ドラマの配信権をNetflixが獲得 ─ 「リック・アンド・モーティ」生みの親の代表作

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督、「アトランタ」(2016-)のドナルド・グローバーにとって“原点”ともいうべき名作シットコム「コミ・カレ!!」(2009-2014)のグローバル配信権を獲得したことがわかった。Netflixによれば、本作は2020年4月1日より世界配信されるという。
Community is coming to Netflix April 1st! No foolin’ 🙌 pic.twitter.com/JLt22XXExN
— Netflix Is A Joke (@NetflixIsAJoke) March 13, 2020
アニメ「リック・アンド・モーティ」(2013-)を手がけるダン・ハーモンが、自身の大学時代の経験を基に手がけた「コミ・カレ!!」は、とあるコミュニティ・カレッジを舞台に繰り広げられるコメディ群像劇。ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが全6シーズンを手がけ、初放送時は米NBCからYahoo! Screenへ移籍した経緯もある。
本作でアンソニー&ジョー・ルッソはハーモンとともに製作総指揮を務めたほか、主にシリーズの前半にてエピソード監督を担当。ここで数々の経験を積んだのち、マーベル・シネマティック・ユニバース作品『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)に抜擢されている。同じくエピソード監督には、『ワイルド・スピード』シリーズで知られるジャスティン・リン、『モンスター上司』(2011)のセス・ゴードンらも参加していた。
レギュラー出演者に名を連ねたドナルド・グローバーは、いまや『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)や『ライオン・キング』(2019)などの大作映画に出演しているほか、チャイルディッシュ・ガンビーノとしてのアーティスト活動も盛ん。共演者としては、『テッド』(2012)などのジョエル・マクヘイル、「GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」(2017-)のアリソン・ブリー、『ハングオーバー』シリーズのケン・チョンらも参加している。
なお「コミ・カレ!!」は米国での配信権を米Huluが保有。両社の契約金は数千万ドルに及ぶといい、特に世界配信権を獲得したNetflixは、ソニーとの間で巨額の契約を結んだとされる。
Source: Deadline