『名探偵コナン』イジった米コメディアンのコナン氏、台風迫るなか来日中 ― 東京・原宿で「友達できたよ」

日本の人気マンガ『名探偵コナン』をイジり倒した米国の人気コメディアン、コナン・オブライエン氏が、先日の予告どおり来日を果たした。自身のTwitterにて、コナン氏は東京・原宿にて撮影された映像を投稿している。
Konnichiwa! I’ve arrived in #Japan to film a new episode of #ConanWithoutBorders. Already making new friends. #ConanJapan pic.twitter.com/1y3CGQDyFm
— Conan O’Brien (@ConanOBrien) 2018年9月3日
「こんにちは!(Konnichiwa!) “Conan Without Borders”の新エピソードを撮影するため日本に到着しました。新しい友達ができたよ。 #ConanJapan」
コナン氏によれば、今回の滞在は数日間の予定とのこと。“Conan Without Borders”とは米TBS局の制作する、コナン氏が世界各国でロケを行うシリーズ番組のことだ。過去にはドイツやイタリアで撮影が行われたようだが、残念ながら各エピソードを日本からは見ることができない模様。このたび日本で撮影されるエピソードは日本でも見られるようになることを祈りたい。
ところでコナン氏も自ら言及しているように、よりによって日本には“非常に強い台風”と報じられる台風21号が接近中。9月4~5日にかけて日本列島を縦断する見込みだ。コナン氏の目的は『名探偵コナン』の原作者・青山剛昌氏の出身地、「コナン・タウン」こと鳥取県東伯郡北栄町を訪問し、かねてより対決していた松本昭夫町長と対面することだと思われるが、果たして安全に現地を訪れることはできるのか? 安全に充実した滞在期間を過ごせることを願いつつ、今後の動きに注目しよう。
2018年8月20日(米国時間)、コナン氏は自身のトーク番組「CONAN」にて『名探偵コナン』への怒りをぶちまけていた。コナン氏は『名探偵コナン』を「子どもの身体になってしまった男が犯罪を解決する」物語だとザックリ説明し、主人公の江戸川コナンと自分の共通点について「足が細くて長いし、一日中スーツを着てるし、ずっと人に質問してるし、すごく人気がある」と主張。日本での『名探偵コナン』人気をアメリカのお茶の間に一通り解説すると、過去24年間、コナン君の存在によって不利益を被ってきたとして、賠償金3兆円を要求したのである(詳しくはこちらの記事をご参照いただきたい)。
しかし、これに反応したのが「コナン・タウン」こと鳥取県東伯郡北栄町だった。北栄町はコナン氏に「お金が欲しければ北栄町にお越しください」とのメッセージを送り、さらには町長自ら「3つの要求」を繰り出したのである。コナン氏は番組を通じてこれに返答、ついに今回の来日に至っていた。
コナン君 vs コナン氏、そしてコナン氏 vs コナン・タウン。予測不可能な戦いは、いよいよこの数日間で決着を迎えるか…?
Source: Conan O’Brien
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore